年末の忙しい中、急きょ開かれた説明会に参加された意見を紹介します。
東部地域の貴重な施設を存続・維持してほしい、との熱い思いが寄せられました。
また、地域格差を不満に思っている方、今の市政に対する疑問も出されました。
【
Aさん】
1、市民プールのアンケートは、東小学校のプールを利用した方に満足度に関するアンケートになっています。しかし、東部市民プールと東小学校プールを比較したアンケートではなくては、参考にならない。
2、学校の施設を使うので学校施設課に方がいないが、学校施設課として大丈夫なのか。
3、文科省の出している熱中症対策ガイドラインの暑さ指数(WBGT)が高いと屋外の運動やプールが中止になります。もし、高くなった場合はプールの開放は可能なのか。案3(東小学校プール利用と跡地の駐車場設置案)が妥当かと思います。浮いた予算で可動式の屋根や霧のシャワー等々を設置して、暑さ指数が高くても大丈夫な対策をしてほしい
4、要望として、幼児は行く場所がないので7月の土日の開放を要望します。野々下水辺公園に沢山の人が来ているので、7月か早ければ6月からの土日の開放してほしい。
〈
答え〉
アンケートをとる時は廃止の方向を決めていませんでした。東部市民プールを利用した方の満足度は96.6%でした。学校とは協議を開始しています。熱中症の指数が高いと中止することになり、水温が低いと中止しています。土日の開放も考えています。
【
Bさん】
廃止ありきで考えているのでは…。タウンミーティングで石原副市長の話しで費用対効果を考えたら余り良い施設ではない、と言っていたが、民間と市の行政とのあり方は違うと思う。市内にプールがあるが廃止したら東部地域だけがなくなってします。自治会長をやっていますが、自治会長が集まった中でみんな不満をもっているのが、人口が増えて注目されているが、東部地域だけが置いてきぼりになっている不満をもっています。
娘が小さい時に利用したけど、凄く喜ぶんですよ。オモチャを与えるよりも一緒に遊んだことの方が記憶に残っていると思う。東小学校プールを開放すればいいかというと、教育用に作られていて、幼児用に設計されていない。水位を調整していけば良いといいましたが、市民の心情からしても何らかの形で残して頂きたい。東部公民館の駐車場が少ないのは分かりますよ。車の保有台数も減ってという試算もある。市民の楽しみといった行政サービスの点から残してほしいのではありませんか。
〈
答え〉
東部地域から公共施設が一つなくなるのは地域の方々にとっては大きなことだと思います。比較検討し現状を考えて、夏のプールを無くしてはいけないと考えています。無くした時に代替で東小学校のプールを開放した時に満足して頂けるかを知りたくて、他ではやっていないので知りたい。満足度が高かったとことと、駐車場不足が長年の課題だったので2つが解決できると今回の案となった。老朽化対策として市民プールを改修して東小学校のプールを無くす逆のパターンも考えられるのかなと思う。しかし、東小学校のプールが築6年なので活用していきたい。
【
Cさん】
東京では、市民と共有している小学校のプールは幼児用ができている。小学校のプールは泳ぐためのもので幼児が遊ぶのには適していない。私も子どもが小さい時に利用して泳げるように幼児用プールで練習した。幼児用プールがないのは基本的に厳しい。水深を調節する板はフカフカするので疑問。コースが少なくなって本格的に泳ぐ方には不便。
【
Dさん】
7歳と4歳と2歳の母親です。学校の満足度が高いのは衛生的な面だったり、新しいことによるのではないか。安全性の面で、子どもがプールで沈む時に何も音を立てずに沈んでいくと聞く。子どもを守る母親として“恐怖”を感じます。水位調整の台を使えばいいというのは安易な考え。柵もないし2〜3人を連れて行った時に目の配り方は、指導者が見ている環境とは違ってくる。足を踏み外した時に沈んでしまうのは一瞬。安全性を考えてもらえてないのかなという部分に“寂しさ”を感じます。流山に住んでいて遊んだ記憶がありますが、子どもを連れて行って有難いなと思います。40年も経って衛生的なものを考えれば、利用者が減っている理由があるのではないかと思います。コロナでプール開放がなくて行き場所がありませんでした。クーラーの効いた家の中か、ビニールプールで遊ばせるが近隣の目もあり余り騒ぐこともできません。どこに行ったらいいのか、水辺公園に行くと沢山集まっている。小さい子どもを持つ家族は行き場所がない。市として目が配られているのかなと疑問に思う。子育てするなら流山と言われて、知人から凄いねと言うけど正直言って流山においでよとは言えません。子育てするなら…と言うにはどこの目線でどこの人たちに焦点をあてて謳っているのかもう一度考えてもらいたい。場所があれば子どもたちがきた時に楽しめるように工夫しようと考えたらゼロにする必要はない。紫外線や暑さ対策、日陰もないので課題は沢山ある。子ども達が楽しめる流山、子育てがしやすい流山に行政に方がおっしゃっているのであれば考えてもらいたいし、気持ちがあるのか疑問がありますので、市民プールは残してほしい。
〈
答え〉
幼児用プールの改善の余地はあるかと思います。安全対策として目の前に監視員を1人配置している。利用者の声で、親が立つと目線で子どもを見ることができる。
【
Eさん】
1、利用者が減ったのは老朽化によるのでは、衛生面も影響。大規模改修の計画があったのに廃止になった理由。
2、幼児用プールがない、小学校プールは幼児用に利用できない。小学校を開放するのに賛成ではなく不特定多数の人を入るのを減らすべき。事件があったら誰が責任をとるのか、どこかに仕掛けられる恐れがある。ロッカーは昔の銭湯みたいで貴重品は別にいれるようにするが安全ではない。死亡事故が起きたら、誰かが死んだプールだと思うと授業で使うには厳しい。小学校プールを一般市民が使うことには反対です。
3、改修費用に1,850万円。廃止して駐車場にするのに6,000万円。改修した方がいいのでは、市の予算が30億円も余っていると言われています。東部地域に税金を使われているイメージがない。市民の憩いの場に使ってほしい。駐車場問題は、目の前にできる話があるのですが買い取るか借りることで解決するのではないか。
4、柏市、松戸市では温水プールがあるが、流山でも子育てを売りにしているのであれば、紫外線問題を考えても誰でもが集まれて年中プールで遊べる施設の検討が必要ではありませんか。
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答え〉
H27年に計画した「公共施設等総合管理計画」では、「プールは利用期間が短く…近隣の学校プールとの相互利用を検討…」とある。
(H30年度「流山市体育施設の個別施設計画」では東部市民プールではR10までに「大規模改修」の計画とあり)
【
Fさん】
東部市民プールの存続・維持に賛成します。
1、この程度のアンケートで大好評との結論を導くには欺瞞である。統計学の専門家がいると思うのですが、このような資料にだしてくるのか疑問です。論拠を知りたい。
2、水泳を50年やっているのでプールの良し悪しが分かる。スロープもついている市民プールは良くできている。改修をすれば10年は持つと確信している。
3、東幼稚園に通っていたがなぜ無くしてしまったのか憤りを感じている。また、東部市民プールを無くすことは似たようなことだと思います。地区のお金の掛け方の不均衡が井崎市政にはあるのではないか。おおたかの森にはいろいろな施設を造っていますが、東部地区の公共施設がなくなっていくのは長年住んでいるものとして寂しいです。
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答え〉
利用者向けのアンケート200件の中から好評だったとのことです。私立幼稚園が充実しており、公立幼稚園にはバスが無かったので。公立幼稚園の要望がない。公共施設では木の図書館を造った。おおたかの森には地域図書館は整備されていない。南流山地域に図書館を建設、全てのものが揃っているわけではない。東部地域の大きな事業は名都借跨線橋、東小学校前の道路拡幅をしてきた。いろいろな地域の不均衡をおっしゃる方もいますが、均衡ある発展を図っていますし、バスの運行の面では松ヶ丘地域はいち早く運行した。全部の地域に満足するのは厳しい。
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公民館の駐車場〉
東部公民館24台、北部公民館40台、初石公民館83台、南流山センター52台、おおたかの森センター43台。エレベーター設置…東部公民館、北部公民館(全てに設置)
【
問い】駐車場のことをいうが、東部市民プールの問題とまるっきり別だと思います。
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答え〉不足の問題があって、廃止してどう活用するかで駐車場にとなった。
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問い】案になっていますが、いつ決めるのですか。
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答え〉来年の審議会のなかで意見をまとめていきます。
【
問い】施設が無くなるという重要な話。自治会で書面で回して意見を聞く方法もあるのではないか。年末の時期に参加者が少ないわけだし。
【
問い】審議会のメンバーに若い方いますか。若い方の意見を重視する必要があると思います。
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答え〉40代の委員がいます。