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27.81平米の見本(市役所4階の日本共産党市議団控室…汚くてすいません) |
12月10日、教育福祉委員会の協議会で児童センター新設の計画が説明されました。
見取り図を添付しますので、ご覧ください。
都内ならまだしも、流山市という土地柄で、また区画整理地区内(当初から計画し、公共施設を配置できる事業なのに…)にも関わらず、高架下しか土地がない。本当に無計画です。
また、公共施設であっても、学童保育や既存の児童センターのように、「指定管理」という制度を導入する計画ですから、5年毎に運営者(従事者)が変わる可能性を秘め、継続的で専門的、そして完全な守秘義務をもって勤務される保証はありません。また研修も積み重ねも、なにより従事者の処遇も十分とは言えない内容もあると考えます。
現時点で内容を精査すると…
■断面図より
高架下から1.5メートルで騒音・振動は大丈夫なのでしょうか。
一応、TXの線路は、騒音・振動が少ない「ロングレール」を採用していますが、近隣のおおたかの森小中学校からは騒音が気になるお話を聞きます。慎重な調査結果の検証が議会に求められています。
ただ、以前少し指摘した「体育室」となる「児童センター(その2)」の窓は小さめにし、近隣への騒音に配慮されているのかなと思われます。
■配置図より
「子育て家庭サポート機能等」・「児童センター機能(その2)」は9.3メートル×27メートル=25.11平米。
壁や柱、もしくはしきりが内側に設置されることから…20平米程度かなと思われます。
また、「児童センター(その1)」は9.3メートル×29メートル=26.97平米。
これも壁や柱等を考えれば、22平米程度でしょうか。
3.3平米=1坪、1.62平米=1畳を念頭に入れれば、だいたい「ワンルーム1K」ぐらいと思われます。増加する1〜12才、もしくは中学生を視野に入れれば、「超狭い!!!!!」という感じではないでしょうか。
また、「児童センター(その1)」に図書館設置が計画されていますが、わずか200メートルの距離に「おおたかの森子ども図書館」が設置されています。
おおたかの森小中学校における児童生徒の増加を見通せば、児童センター設置の図書館へ統合し、図書館は「児童センター(その1)」と別棟で設置するぐらい、将来を見通した計画も必要ではないでしょうか。
■平面図より
児童センターは、時間帯によりますが、1から14才ぐらいが使っています。体育室に簡易ネットで仕切る仕組みを設けることで、中学生が卓球使用時でも、人数によっては小学生の体育スペースが一定確保されることになりますし、中学生が来る前なら、広く小学生の活動スペース(田の字型のラインを引いて、4つのマスに1人ずつプレーヤーが入り、ドッジボールやテニスボールなどを手でバウンドさせ合う遊び『天台中小』など)もできると思われます。
また高架橋の柱は、一体利用を阻む材料ではありますが、逆に、各施設における騒音、音漏れを防ぐ効果と捉えれば、有効活用が図れます。
また2階建てという土地の有効活用ができない分、全て平屋なので、子どもが少なくなった時に、別施設への用途変更も可能です。
引き続き、情報開示とともに、事あるごとに、意見ができるよう準備しますので、ご意見、ご要望をお寄せください。
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見取り図(概要))