千葉県立「流山地区」特別支援学校の設置について
7月1日、南流山中学校で、県立「流山地区」特別支援学校設置に係る説明会が開催されました。
私用があり、参加できませんでしたが、同会派のいぬい議員や、同党県議団も参加されており、資料を拝見しました。
知的特別支援学校に通学する児童生徒数が、14年間で、3792人から5342人へ、1550人の増加(40.9%増加)しており、隣接する柏特別支援学校や松戸市内のつくし特別委選学校では、教室不足が深刻とのことです。
…それは以前から、日本共産党県議団でも、流山市議会で採択された意見書でも、指摘していおり、いまさらとも思えますが、、、現場の要望がやっと具体化されたということです。
学校規模は小学生から高校生まで180人規模、、、特別支援学校は、教員一人当たり児童生徒6人(高等部は8人、重度重複学級は3人)以下となっていますから、児童生徒数180人だと、100人を超える大規模特別支援学校ということにならないか、大変心配しています。
また、通常の学級や特別支援学級とは違い、特別支援学校の教員は必ず特別支援教育の専門資格を持っているとのことですので、通勤は車通勤が中心となるでしょうから、職員駐車場の確保ができるのかも、強く危惧するものです。
ちなみに、、、6月26日一般質問に対する答弁から、、、
・「グランド(校庭)の生徒一人当たりの面積」は、R5年度(旧敷地)で20.7平米、R7年度(現敷地)19.3平米、R13年度13.2平米と生徒増加だけでも大幅な減少です。
・「体育館の生徒一人当たりの面積」は、R5年度(旧敷地)1.5平米、R7年度(現敷地)5.2平米、R13年度3.6平米となり、移転後のメリットも、生徒数の大幅増加により減少しています。
・南流山中学校給食調理場は、2000食の作成が可能であり、南流山中学校の生徒に加え、現在東部中学校の生徒分も作成し、配送していますので、特別支援学校分までは手が回らない可能性も大きいいです。
・障害者への理解の深まりや、共生社会の実現とは簡単ですが、その人的推進体制は極めて本市の場合、「増員」及び「正規雇用化による中長期の人材育成(研修や交流の積み重ねや人事交流)」が不可欠です。
私からは、、、
体制強化に加え、松戸市内にある東洋学園大学所有の運動場は、東洋学園大学性の利用を保障しつつも、南流山中学や特別支援学校での利活用、そして松戸や流山の市民共有のスポーツ拠点となるよう、千葉県に購入を要望するよう市へ要望しました。