日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動

流山市の令和4年度一般会計決算を審査して…(6)

流山市の令和4年度一般会計決算を審査して…3日目

9月21日午前は、土木部、まちづくり推進部でした。

■市民一人当たりの金額を H15年度とR4年度を比較してみました。
土木費:R4年度2万4824円、H15年度3万9799円
詳細では、道路橋りょう費(維持費等):R4年度5394円、H15年度6200円
     住宅費:R4年度828円、H15年度996円

■R4年度の特徴は…
・ぐりーんバス運行事業:9059万円では、、、
(1)地域公共交通活性化協議会(以下、協議会)での料金改定協議をR4年度2回、R5年度2回実施したとのことですが…年4回ある市議会初日の市長一般報告には1回も盛り込まなかったことを認めました。
(2)全6線が赤字路線であっても、本数減便等は「協議していない」との答弁でした。
※ルート毎の赤字(公費補填)額:江戸川台西ルート643万円、江戸川台東ルート1054万円、西初石ルート1581万円、美田・駒木台ルート1490万円、松ヶ丘・野々下ルート3151万円、南流山・木ルート1093万円
(3)官民のバス交通の評価師匠である「クロスセクター効果」についての協議は「していない、ぐりーんバスの方針がある」とのことです。
(4)H30年当時、当初予算で盛り込まれたものの途中で運転手不足を理由に断念した「美田・駒木台ルートにおける40分間隔を20分間隔へすること」について、燃料や人件費の高騰で仮に導入していた場合どういう結果を招いていたのかという問いには、「経費が1台当たり1700万円から、現在2700万円となっており、収支は厳しかった」と回答しました。
・免許返納支援事業では、、、
(1)協議会ではR4年度3回、R5年度1回協議したとのことでした。
(2)免許返納後、支援期間は当初2年だったものが、現在1年となっているとのことです。
(3)「高齢化でバス停まで歩けない」との理由からぐりーんバス運行地域も対象にしたとのことです。「ぐりーんバス運行していない地域との格差解消は考えていない」とのことです。
(4)「高齢化でバス停まで歩けない」…との声は「以前から把握していた」との答弁です。
・マンション管理適正化計画は…R4年度策定し、R5年度運用をスタートさせているとのことです。
・運動公園地区一体型土地区画整理事業の進捗率は、面積ベースでR4年度1.4%(累積45.3%、事業費ベースで6.2%(同77.7%)です。面積ではR4年度3.2ヘクタール(累積105.1ヘクタール)となり、残り127ヘクタールをR11年度までに完成させるためには、7年間の事業進捗は、年18.14ヘクタール(R4年度の6倍のスピードアップが必要)
・職員の配置及び有給休暇の取得率は、土木部で36人・61.5%、まちづくり推進部で50人・46.87%となっています。いっぽう、土木部から県土木事務所へ出向・配置されている職員は、2人・42.25%、まちづくり推進部から県区画整理事務所等へ出向・配置されている職員数は10人・45.24%でした。
・交通安全の街灯指導や安全教室に係る市民団体への委託費等は、実費高騰を受け、R6年度改定するとのことです。
・みどりの課担当職員一人当たりの公園数は38ヶ所、街路樹5.92キロを管理することになるとのことです。

■ヒット!!!!な質疑(個人的見解で、スイマセン)
・小沢委員:南流山駅北口地下通路管理事業の修繕費682万円の内容は、、、少破修繕では対応できなくなり、中規模な修繕を69ヶ所で実施
・鈴木委員:市営住宅の申し込み:R2年度1.66%、R3年度1.73%、R4年度3.86%でした。


ページのトップに戻る  小田桐議員の活動