日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動

流山市の令和4年度一般会計決算を審査して…(4)

流山市の令和4年度一般会計決算特別委員会、2日目

午前は、経済振興部、環境部、農業委員会事務局への質疑となりました。。。

■関係経費について、R4年度/H15年度の推移を市民一人当たりで見ると、、、
労働費はR4:95円、H15:512円(当時はコミュニティセンター運営事業が含まれていました。現在は別課へ所管変更されたことから、R4年と同じ業務範囲とすると「94円」になるとのことです)
農林水産費はR4:1008円、H15:1456円
商工費は、R4:3673円、H15:1677円(※R4年度商業費は、コロナ対策や物価対策の影響がある。また観光費の大幅増アリ。)
環境部所管の経費:R4:1万6403円、H15:5万499円となっています。


■ヒット!!!!!(私の勝手な判断で、スイマセン)な質疑
(1)旧割烹新川屋について
渡辺委員:建物の耐震改修の経費は?「5億円」…その他の質疑では、建物の資産価値はゼロで、土地だけの評価で1億3千万円(うち国費7400万円)で購入。購入からR4年度末までの経費総額は1億6100万円
(2)家庭ごみ収集運搬について
小沢委員:市内3ルートのごみ収集量と体制は?「ごみ量は、北部ルート1万3083トン、東部ルート9683トン、南部ルート9315トン。北部・東部の両ルートは同一事業者への委託であることから、18台・38人体制、南部ルートは9台・18人体制」
(3)学校給食への地元産米100%使用について
中川委員:土地開発が進み、提供ができるのか?「米飯給食への搬入量は232トン、経営計画書上は、R4年度538トン、R5年度381トン推移」

 その他に…気になった点は、、、
(1)指定ごみ袋について
・指定袋の認定事業者は、当初5社から6社に増え、1社は国内製造とし、残り5社は海外製造(インドネシア社、中国2社、ベトナム2社)
・指定袋の価格は1〜5割アップ
・ごみ袋無料配布(0〜3歳児がいる方や、介護を必要としている方)
・年間138トン以上(2炉で1日燃やせるごみの最大量)のぎみが搬入された日:R3年度87日、R4年度90日(指定ごみ袋導入前の市民説明会「H29年度152日、H30年度167日、R1年度196日」と説明…R3・R4年度は焼却炉が故障により停止、他市へごみ搬入を実施したことから少ない)

(2)リサイクル館運営業務の委託料R4年度4億3689万円(R3年度2億9537万円)に改定された理由
・委託内容に、施設及び機器類の更新、大規模改修が含まれているものの、委託先には土木や建築の専門部署もなく、技師もいない。
・委託先は、R4年度粗大ごみ収集運搬事業を本市から委託されながら、年度途中で廃業した委託事業者(千葉県から法令違反の疑義があり、法令に基づく行政手続き「聴聞」を受けずに、廃業したことで、今後5年間は入札に参加できない「欠格要件」となった)とは、親族関係にあたるとしても、道義的責任・道義的説明は「求めない」
・R4年度の委託費4億3689万円のうち、年間運営費と修繕費で使ったのは2億9700万円(うち修繕費は3691万円、残り約1億4千万円が今後の大規模修繕への積立)
・資金計画、年間収支、修繕内容の適正さ、見積もり比較もあるとのことでした。

(3)白みりんミュージアムの坪単価高騰の理由
・キッチン設置
・軟弱地盤で起訴を18本も打つ必要がある(流山本町にあり、「土地代が無償提供」を理由に設置場所を選定したのに…)

(4)株式会社ツーリズムデザインについて
・職員31人分で人件費3253万9873円(一人平均105万円/年)
・役員報酬2人分で999万6千円(一人平均499万8千円/年)

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