安全安心な医療・介護の実現のため、人員増員と処遇改善を求める意見書提出を求める陳情書
3月2日、教育福祉委員会で、医療介護に従事されている「人員の増員と処遇改善について、国への意見書提出を求める陳情書」が審査され、賛成3・反対3の可否同数となり、委員長(近藤美保議員)が反対し、不採択となりました。
陳情に対する、私の賛成討論は…以下の通りです。
新型コロナウイルス感染症の罹患患者を確認してから3年が過ぎ、医療・介護を含めたケアワーカーの必要性と重要性及び処遇の悪さ、人員不足の深刻さが明らかになり、これらの是正は今や国民的要求と言える。
また、今政府が進めている大軍拡の財源確保の矛先は、医療と介護に向けられている。本陳情に賛成をしなければ、感染症対応への風潮に敬意と感謝を述べる言葉をいくら並べても、なんら現場の負担解消にはつながらないと言わなければならない。
さらに、本市における人口増のもとでの医療の脆弱性の解消に向けては、スタッフも含めてその解消は喫緊の課題であると考える。
本陳情を賛成しないとなると、医療の脆弱性が深刻化している本市の今後の将来に向けて、より良い希望を開けないと言わなければならないと指摘する。