日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動

難聴と認知症の因果関係

市内にお住いの84才の男性から、相続の相談を受けた生活相談から、、、

60才を超えても繊維業界に勤めていたが、聞こえづらさから、注文を誤ったり、お客さんとの声が聞こえずトラブルが多くなり、仕事を辞めたとのことです。
電話も聞こえずらく、近所の方のお話もほとんど聞こえず、会合出席も減り、挨拶だけで済ませてしまうとのこと。

片耳の補聴器は32万円。両耳に装着しているが、5年毎の更新が大変だそうです。

こんな経験をされている方は、少なくないと思います。
自治会活動でも、体は元気でも、聞こえずらさから、不必要なケンカやトラブルが発生し、周囲とはドンドン距離が離れてしまう…自己責任?年齢のせい?と思い込んでしまう前に、、、

2017年国際アルツハイマー会議では、認知症の危険因子…『9つ』の一つに、「聴力低下の放置」があげられ、補聴器使用が推奨されているんです。
しかも、、、「難聴の改善を行えば、認知症発症リスクを下げられる」とまで強調していますよ。
なのに、、、難聴者率がドイツ、イタリア、日本で高いのに、補聴器普及率が低いのは日本だけ。

全国では、補聴器購入への一部補助をしている自治体も増え、2024年の高齢化社会に備えた必須政策になる勢いです…一度お住いの自治体に問い合わせしたり、個人的な要望も良いと思いますよ。
(難聴と認知症の因果関係)
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