日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動

学校設備点検

2021年4月に宮城県白石市立小で防球ネットの支柱が倒れ、児童2人が死傷した事故を受け学校設備の詳細な点検が全国で実施された結果が報道されました。

点検の内容は、
(1)設置経緯が不明などの理由で点検の対象外となっている。…11市区が「問題あり」の設備があったと回答。最多は長崎市で、防球ネットなど99校計563カ所。
(2)点検が十分でなく、安全性の確認が行われていない―校内設備。…(2)については15市が「問題あり」の設備があったと回答した。佐賀市は(1)(2)のいずれも1校、1カ所ずつ「問題あり」の設備があったと回答した。最多は高知市で、54校計234カ所。門扉の劣化やフェンスの老朽化を発見した。7市で(1)(2)のいずれも「問題あり」の設備が見つかったとのことです。


 結果を取りまとめると、「安全性に問題あり」と判断された設備が都道府県庁所在地(東京は都庁のある新宿区)47市区のうち19市区の公立小中学校で見つかり、計1298カ所に上ったというものです。

定期点検(学校保健安全法施行規則は毎学期1回以上の点検を義務付けているが、点検対象からの漏れも)では発見できておらず、事故を契機に隠れた危険箇所が発見されたことになります。

学校事故では、21年4月には北九州市立中でバスケットボールのゴールボードが落下し、生徒が負傷する事故も発生。文部科学省は5月、倒壊や落下の恐れのある設備の総点検を全国の教育委員会に通知した。

流山市でも、全学校体育館のバスケットゴールは、この夏、点検委託をしているとのことです。

考えてみれば、市内の学校校舎なども老朽化対策が遅れています。プール監視台など高所設備やブロック塀なども劣化が見られます。

事が起きてから取り組みよりも、何か起こさないための予防や計画的な整備へ、、、切り替える思考が必要なのではないでしょうか。
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