学校の先生が足りない…
全教千葉によれば、令和4(2022)年4月…年度初めにも関わらず、教員の不足が141名もいるとのことです。
しかも、、、その教員は、「定数内の教員」という位置づけの教員で、「本来、学校における教職員の数は、児童生徒数に応じて、必要な教員数が決められている」(義務教育諸学校の学級編成及び教職員定数の標準に関する法律)という教員がいない、足りない、学校に来ないというのです…行政の怠慢そのものです。
また、教育の維持向上のために、「定数内の教員」の誰かが、休暇(産休など)を取れば、代替の教師を雇用し、学校へ配置しなければならないのに、その義務さえも、守るべき行政が守ってくれないため、教員の不足が79名も発生しているとのことです。
つまり、熊谷千葉県知事の判断で生じる合計4月末で220名の欠員は、「過去最多」とのことです。
知事だけの責任ではありません。
現場では、育休を希望していても、現場の抜き差しならない状況に、復帰を余儀なくされる教職員もいます。
しかし、現場復帰すれば、体力の消耗も大きいうえ、現場復帰に欠かせない「保育園への送迎」に必要な通勤車両の駐車場代の自己負担(月8〜9千円・年10万円以上・ほとんどの学校では学校敷地内に駐車場が確保できているため「無料」ですが、おおたかの森駅駅周辺では、重い負担となっています)が大変重すぎるのです。現場では複数の教員などで負担し合うなど工夫をしていますが、、、根本解決にはなりません。
つまり、井崎流山市長の判断により、早期の現場復帰に水を差しているようでは、問題の解決は程遠いく、児童生徒のかけがえのない学校生活に、全てのしわ寄せがされるんですから、もっと保護者も、市民も、自治会も、ご一緒に声をあげましょう。