今年5月に作成された「児童生徒数推計地及び想定値」
資料1
資料2
より、、、市民のみなさんへのご報告
20年目を迎えた井崎市政の下で、「傷」は治るどころか、より深くなっています。
■児童数でいえば、、、
今年
2022年は、
2014年と比較し、合計
6110人増加しています。
しかし、小学校19校のうち児童数が増加ではなく、逆に
減少する小学校は、新川小、東小、東深井小、向小金小、流山北小の6校もあります。
推計値である
2025年は、児童数合計は増加のピークを過ぎ、今年と比較し、
416人減少します。
しかし、小学校19校のうち児童数が減少せず、
引き続き増加する小学校は、流山小、八木南小、八木北小、鰭ヶ崎小、小山小、南流山小、おおたかの森小、おおぐろの森小の8校です。
■生徒数でいえば、、、
今年
2022年は、
2014年と比較し、
合計7163人増加しています。
しかし、中学校10校のうち生徒数が増加ではなく、
減少する中学校は、常盤松中、北部中、東部中、東深井中の4校です。
推計値である
2025年は、生徒数合計は引き続き増加し、今年から
さらに7350人増加します。
しかし、中学校10校のうち生徒数は、常盤松中が減少から増加に転じているものの、
減少傾向が強まる中学校は、北部中、東深井中の2校(八木中学校は、八木南小の児童数増加の影響は今後現れるでしょう)です。
…つまり、、、
(1)児童生徒数の増加は市全域ではなく、局地的な増加にとどまっていること。
(2)国では小学校で1学級40人から35人へ規模を縮小し、教員の負担軽減や一人ひとりへの教育効果の向上を進め、全6学年で35人学級が実現する2025年度であっても、本市が対策が不十分かつ、「適正規模・適正配置」計画を持ち合わせてこなかったことなら、学校の規模で「過密」・「超過密」「超々過密」は、解消されるどころか事態はさらに悪化するということ。
(3)同一自治体でありながら、「超々過密」規模の小学校がある一方で、児童数の減少を理由とした統廃合の対象となりえる小学校の誕生など、同時進行をしていること。
児童生徒が増えているから仕方がない…と思っている方も多いでしょうが、、、違いますよ。
対策が不十分かつ、「適正規模・適正配置」計画を持ち合わせてこなかったことが原因です。
児童生徒も保護者も、「義務教育だから…住んでいる学区の学校に通って当然」と思っている方も多いでしょうが、、、それは、政治の力で、「傷」を治すことも、「傷」を深めることもあり得ますので、ご一緒に改善するため、力を合わせましょう。
ちなみに、、、
「傷」は一人ひとりの児童生徒、保護者、地域によって内容も、現れ方も異なると思われます。
例えば、、、
教員集団。全教職員会議の開催は容易ではないでしょう。教職員の悩みは交流できるのでしょうか。
いじめ。教員集団が一人ひとりの子ども顔や性格、特徴を把握できず、いじめ全体の把握に時間がかかるでしょう。
吹奏楽部。70人、100人を超える規模もあれば、20人も満たない吹奏楽部もある、、、同じ会場で演奏すれば、迫力の差は歴然でしょう。
教育的指導や効果で、ネガティブにとらえないような対応に教職員は奮闘されています。が、、、
児童生徒の声や訴え(愚痴や不満etc.)を聞き逃さず、「傷」は少しでも和らげ、改善に向けたヒントにしたいものです。
(
R4年5月の児童生徒数推計地及び想定値より)