6月17日、議会運営委員会で審査した陳情書の討論を掲載します。
陳情4本について、日本共産党を代表し、不採択の立場で討論をします。
陳情4本は、議会運営委員会が決定した委員会傍聴の禁止の決定した、2020年4月23日(
コチラ…)、2021年2月8日(
コチラ…)、2021年8月31日(
コチラ…)、2022年2月15日(
コチラ…)の各日、決定の誤りを認め、撤回と謝罪を求めるものですので、一括して不採択の立場で討論を行います。
まず、国会や千葉県議会を参考に、日本国憲法や法体系上、「禁止」という強い行動制限の言葉は、日本共産党として「強い自粛」にとどめるよう提言をしておくことが妥当だったと、2年半の感染対策を経験し、今は捉えています。
しかしながら、
?2020年4月23日は、新型感染症のウイルス特性、感染経路、そのリスクや症状が不透明な部分が多かく、緊急事態宣言下であったこと、
?一人議員の傍聴を保障しつつも、会派に所属する議員傍聴すら制限せざるを得なかったこと、
?ネット中継は継続し、委員会における議員の発言制限をせず、議案審議を保障していたことを考慮すれば、議会運営委員会での決定はやむを得なかったものと捉えております。
残る、21年2月8日、8月31日、22年2月15日の予算及び決算特別審査特別委員会に対する「傍聴禁止」についても、
?広くネット公開を確保していること、
?緊急事態宣言やまん延防止等重点措置期間中であることはもとより、市内における1日新規感染者数の過去最多を更新する感染拡大が、各期日の前に確認されていること、
?委員会室の広さと議案質疑の答弁にあたる職員の出席確保すること、
?感染拡大期でも、休まず、確実な議事進行を保障し、当時政府等から提唱された感染者を生まなせない必要整備に苦心したことから、
「傍聴禁止」という決定をやむなく確認してきた経緯があり、誤りと限定できる要素はなく、撤回も謝罪も必要ナシと考えるため、陳情4本については、不採択とします。