「ラスパイレス指数」が唯一の『物差し』なの?
「ラスパイレス指数」について、今年2月16日、東京新聞が報じた。
国家公務員の給与を100とした場合の地方公務員の給与水準を示す「ラスパイレル指数」で、県内市町村では芝山町が104.3に続き、流山市が103.0と2位となった。
ちなみに、「100」を超える県内市町村は32市町村で、千葉市は100.9、柏市が102.7、習志野市が101.7で、最下位は、御宿町の96.1だった。
しかし、「ラスパイレス指数」が、あたかも国家公務員を100とした場合の流山市の職員の給与水準を示す物差しであるかのように使われるが、中身をよく見ると?????デスよ。
・ラスパイレス指数の計算時に対象となるのは、「一般行政職」だけでになっていませんか?
・保育士、保健師、看護師、消防職員、現業職員、幼稚園教諭など半数近い職員が対象外であれば、職員の給与水準とはいえないですが???
・給与票では、流山市の場合1〜8級までしかありません。10級まである国の事務次官、局長、審議官などの高給取りも含めた「100」なのでしょうか?
国が示す指標が方針がすべて正しく、すべて地方自治を尊重したものとは言えません。
全国市長会(http://www.mayors.or.jp/p_opinion/documents/250208comment.pdf)もこのラスパイレス指数の見直しを求めているようデスよ。