21/19年度比で児童虐待の相談件数は1.8倍化していることに加え、流山市を管轄する柏児童相談所(管轄自治体:松戸市、柏市、野田市、我孫子市、流山市…管轄人口140万人)の管轄が過大で、施設も建て替えが迫られ、現有敷地での建て替えが困難なことから、市内への誘致を提案してきました。
また、管轄人口が県平均の2倍もある松戸保健所を分割に加え、狭隘な保健センターの母子保健係や、子ども家庭部(保育課・子ども家庭課)、児童発達支援などを管轄する流山版「子ども庁」の創設も一体的に提案してきました。
このたび、
流山市を管轄する児童相談所の移転場所(令和9年度開設予定)が報告されました。
流山市に隣接する
「県民プラザ」の敷地内です。7千平米の敷地規模があり、県としては用地購入費を新たにねん出しなくても済むことから、、、県民プラザに隣接する形にしたのでしょうか。。。
早期リニューアルが必要不可欠だっただけに、市内誘致がかなわなかったことは少し残念ですが、まずは、施設で働く職員や一時保護を求めざるをえない子どもたち、児童虐待への即応性を加味すれば、安どしました。
でも、、、管轄する流山市も、野田市も、我孫子市も、議会で様々な意見が飛び交うことなく、粛々と県で決めちゃう…県立だから仕方がないし、一応、3市には用地の問い合わせを行い、どこもつれない返事だったのでしょうか?
いや、、、市議会議員も、県議会議員も、、、力不足なのでしょう、また見えていないのでしょう、、、「柏児童相談所」と言いながら、管轄は、野田、我孫子、流山…分かりづらいでしょうね。。。
ちなみに、、、、
(1)柏市は、令和8(2026)年度開設で「子ども家庭総合支援センター(柏市十余二の青少年センター敷地を活用)」を設置する計画です。県の児童相談所の機能である「一時保護課(定員25名を想定)」、「診断指導課」、「調査課」を市独自設置に加え、「子ども家庭相談課」を設置し、市で取り組んでいる家庭児童相談、母子保健、教育分野、発達支援の一部機能を併せ持つ体制を構築します。 そのための
専門的人員配置を、柏市独自に採用し、専門性の継続・向上を継続して取り組むことができます。
(2)松戸・鎌ヶ谷で新設される児童相談所(令和8年度開設予定・新規)の敷地は7千平米を予定しています。
(
流山市を管轄する児童相談所の移転リニューアルについて)