日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
南流山中学校移転基本設計案の説明会に参加しました。
12月11日午前、説明会があり、出席しました。
保護者や地域住民の方が20人と、あまり関心が薄いのかなと思いましたが、参加者からのご意見をお聞きし、関心の高さを感じました。

と同時に、必要な情報がしっかり伝わっていないと強く感じましたので、、、12月市議会でのやり取り等も含めお知らせしますネ。

(隣接地利用を要望している私立中学の動向について)
・「市と学校法人との協議は全く進んでいない」との市の答弁です。
・私立中学校の場合、原則として土地や建物は、学校法人が所有する(購入する)。もしくは市から長期にわたる使用貸借契約の担保がないと、そもそも進出できません。また、県担当課とのやり取りには3.4年程度の時間が必要と言われています。
・2023年、東葛地域には別途、私立中高一貫校が開設する計画が発表されたことから、子どもの減少する時代を見据え、私立学校が生徒を確保できない事態にならないような対応がこの地域に求められています。

以上のことから、「基本設計案」で示された、「中学校以外のその他の用地」という束縛を改め、東洋学園流山キャンパス跡地をすべて南流山中学校の生徒や教員のために使用するよう、市民の運動と世論が必要です。

その理由として、、、
(移転基本設計案では、南流山中学校はどう変わるの?…令和3年4月と令和9年4月を比較しました)
学校総面積:2万6279平米から、3万2千?になります。
校庭(運動場):1万6220平米から、約12万平米になります。
体育館:1037平米から、1392平米になります。

ただし、令和3年の生徒数608人・22学級から、令和9年の生徒数1061人・33学級と激変することから、、、

生徒一人当たりでの換算にすると…
学校総面積:43.22平米から、30.16平米…13.06平米の減少
校庭:26.68平米から、11.31平米…15.37平米の減少
体育館:1.71平米から、1.31平米…0.4平米の減少

ちなみに、、、令和9年の南流山中学校は、「市内最大規模」どころか…恐れく、全国トップ5に入る超過大規模校ですよ。

その他、、、
プール:水面25メートル・6コースに変化はありません。
テニスコートは2面から、3面になります。
教員用駐車場は、学校敷地内注射(駐車場の自己負担なし)から、学校周辺の民間駐車場へ(全額、自己負担…鰭ヶ崎駅周辺で4500〜5千円/月というネット情報から換算すれば、5万5千円程度かと)

また、「中学校以外の用地」については、「畳を引けば武道場にもなる観客席付き体育館、300台前後の屋根付き駐輪場、サッカーグラウンド1面分、大学使用の図書館」もあると認めています。

生徒数1千人を超え、学級数は33学級(35人学級を想定していません)…生徒自身にもっとお話を聞いてあげて下さい。
保護者は緩やかにつながり、そして地域住民とともに情報を持ち寄ってください。
現場の先生が、机上ではなく、目の前の生徒の教育の質確保に向き合ってください。

想像力を発揮すれば、どうすれば良い南流山中学校に、生徒が行きたくなる南流山中学校の環境に、そして生徒一人ひとりが、移転を前向きに受け止められるような南流山中学校になるのか、設立40年は一人一人、1年1年の積み重ねで作った歴史であって、行政に施されたものではありません。

集めましょう、、、より良い教育を願い、つくり、育むパワーを、今こそ!!!
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