日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
流山市…新型コロナ対応は、これで良いのか?
木曜日の議会では、議会への議案上程が間に合わず、市長の判断で先に予算を執行した『専決処分』の議案審査が行われました。

7月29日の専決した感染症対策…420か所にアルコールを配布するため1200万円を使いました。健康福祉「基金」という積立から財源を用立てましたが、後々国からもらえるお金でしょう。

でも、「7月29日」って何の日かご存じですか?ちょっと小田桐メモで振り返りますと、、、

・7月9日、流山市議団は、柏、野田、我孫子日本共産党市議団と一緒に千葉県に要請に行き、ワクチンの計画的安定供給とともに、感染症対策を強化する必要性を要請しています。22日には、松戸、浦安日本共産党市議団と保健所の増設・検査課の増設等を要請しています。
・流山市では6月21日、「まん延防止等重点措置」が除外されて以降、感染が増加傾向を示し、7月8日以降、毎日、新規感染者数は「ステージ3」(平均7日間、10万人当たり15人以上)となり、27日以降、毎日、「ステージ4」(25人以上)となっています。
・千葉県では、7月12日、柏市を「重点措置」地域へ再拡大しました。7月27日、政府へ「緊急事態宣言」を要請することで意思決定し、28日、首都圏3県でいっせいで「宣言」を要請することを確認し、29日、「宣言」要請に至っています。
・近隣都県では、、、
・7月26日、東京では、通常医療の制限をしてでもコロナ病床確保を求める通知を出しています。
・7月27日、茨城県では、県独自「感染拡大市町村」を発表しました。(土浦、古賀、龍ヶ崎、常総、取手、牛久、つくば、潮来、守谷、坂東、稲敷、行方、つくばみらい、大洗町、阿見、境)
・7月20日、埼玉では、県内「重点措置」を2市から20市へ拡大しました。(さいたま、川口+春日部市、越谷市、草加市、三郷市、八潮市、伊奈町、蕨市、戸田市、和光市、志木市、朝霞市、新座市、富士見市、ふじみ野市、三芳町、所沢市、川越市、鶴ヶ島市)

以上のことで、TX沿線では、流山市だけが、「宣言」「重点措置」に入っていない地域となっているなかで、29日の専決で「アルコールのみ」配布だったのです。

これが8月、千人超の「感染大爆発」につながってしまうことを、どれほどの市民が知っているのだろうか。どれほどの自宅「放置」につながったのだろうか。改めて考え直さなければならないでしょう。

ちなみに、、、いろいろ手を尽くしたいが行政の枠の範囲で、できなかった保健センターでは、医療機関の要請にこたえ、疲弊した身体、細い腕で災害用テントを貸し出していただいた。医療機関は、大量に押し寄せる発熱外来に応えるため、扇風機を何台もリースし、ミストもつけて対応された。
それらの疲労と苦労の上に胡坐をかき、さらに木曜日の委員会審査で追及されず、保健センターの対応が不十分だったかのように描いている君…君の名は?

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