日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
コロナ禍…貧困化する子ども・家庭への支援を
アメリカの0.4%

この数値は、日本における食糧寄付の割合です。

子ども6人に一人の貧困…大変衝撃的な国内の数値に多くの方が胸を痛め、様々な取り組みを広げてきました。
しかし、そこへコロナ禍です。
大学生ですら、「1日一食」に切り詰め、「食べたくても食べられない」との声が聞かれています。

一方、今年6月、消費者庁の委託調査(「諸外国における食品の寄付の実態等に関する調査」)によると、フードバンクへの食糧寄付は、アメリカ739万トン(2018年)に対し、日本は2850トン(18年)…0.4%というのです。
ちなみに、フランスは12万トン(19年)

税制優遇制度も、アメリカも、フランスもあるのに、日本にはありません。
アメリカ739万トンも、フランス12万トンも、3分の1は、政府による拠出(提供)です。

2016年国民生活基礎調査によれば、、、
「相対的貧困率」15.6%、「子どもの貧困率」13.9%、「子どもが一人いるひとり親世帯の貧困率」50.8%

2017年生活と支えあい調査によれば、、、
食料困窮経験があるという世帯は、「全世帯」13.7%、「子どもがいるひとり親世帯」35.9%、「単身高齢者世帯」19.4%

2018年ネクストサピエンス調査(NGOシングルマザー)によれば、、、
「食料困窮率」30%、「フードバンクの利用率」4%、「フードバンク利用希望率」58%
から考慮すれば、コロナ禍で増大している食料困窮者への支援は、市民レベル任せにとどまらず、省庁の枠を超え、政治の責任ではないでしょうか。
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