9日、柏、安孫子、野田市議団とともに千葉県へ要請してきました。
要請項目は多々あるが、、、
1,市町村へのワクチン配荷
2,積極的・大規模検査
3,県大規模接種センターの8月以降継続に絞って、担当課へ要請した。
ワクチン配荷では、6月25日全国知事会が、7月1日1都3県知事がそれぞれ要請しているとするものの、「県民が困っていることは共有している」ぐらい…めっちゃ温度差あるんですよ。
市町村に言ってもと…県へ直接電話があるとのことでしたが、バンバンばばばばっばばっばんんんんん電話が鳴らないと、「吐血しそう」「日常診療に障害」「キャンセル電話など医療機関が人件費や通信費を持ち出してまで、また怒鳴られるようなことを何故、強いられるのか」…などなど現場の実態は心底わからないかもしれないですね。
柏市内の医療機関では、「市から希望する量の10分の1しか入荷していない」とキャンセル連絡、HPによる予約停止に追い込まれている。
「9クール530箱、10クール530箱…」と県の説明を聞いても、それが市町村の希望量の何%なのかも不明だった…
積極的大規模検査も、何も変わらない…
希望する医療機関には、検査キット(抗原)を89400キットを配布する…とするものの、その実態は「有症状」者を対象。
また高校等(県立・市立関係なく)に限定し、生徒・教職員に希望を取っているそうだ…3分の1で希望があるとのこと。
しかし、医療従事者の検査は、…国が求める「有症状」者用、8〜12月まで希望すれば検査キット在庫(12月が使用期限)がある限り、検査可能という。
しかし、「有症状」であれば、医療従事者は仕事を休むでしょう。
「有症状」であれば医師判断で診療報酬としてPCR検査が受けられるでしょう。
何のための検査なんだろうか…制度の低い検査を、「短時間で結果がわかる」というだけで実際やり切れるのだろうか…
県の説明通り「朝は無症状でも、勤務中に有症状となった方」に使用というが、そもそも有症状になったとたんカウントできるほどウイルス量が出ているという知見なのだろうか…。
途中で具合が悪くなった場合でも、クラスターのリスクを顧みず、勤務継続を医療機関が強いるだろうか…制度の低い抗原検査の結果のみを信じるのだろうか…。
そもそも、無症状で感染拡大させるという新型コロナの厄介な性格をいまだに無視し続けるのだろうか…。
県の検査でも、「無症状者」として県民委へ報告される方の周囲では、感染が広がっていないのだろうか…。
結局、「重点措置」も、柏市の除外(6/20〜)、再追加(7/12〜22)を見れば、封じ込めに積極的「関与」として、何を講じているのだろうか…酒の提供時間を1時間前倒しにするかどうか、それで協力金の支払いが生じるかどうかではないか。
流山市は、「重点措置」地域ではないが、「警戒区域」だそうだ。これでは飼い殺しと一緒だ。
この結末が、すべて市井の人の亀裂、苦しみ、分断を強いる要素となっていることを国も、県も痛感せねばならないですよ。
ちなみに、流山市の感染状況について。。。
7/8日15人(柏市12人)、9日6人(柏市4人)…7月の累計45人となりました。
・ひと月45例は、5月なら10日確定・12日公表、4月なら13日確定・15日公表ですから、現水準は5月145例をも上回るペースです。
・感染拡大期(波)の後に来る、「波と波の『間』」でみると、1月363例、2月140例、3月37例、4月103例(3月の2.78倍)、5月145例(4月の1.41倍)というパターンを当てはめれば、6月58例の次は、2.78倍で7月161例、そこから1.41倍の8月227例という推移も想定される。
・千葉県内のデルタ株は、6/7〜13が9.3%(陽性者のうち23%を解析)だったものが、6/28〜7/4では20.9%(同34%)とほぼ倍加ですから…本当に7月は150〜170人の新規感染者数になるかもしれません。
・そうなれば…昨年12月と同レベルです。これは、9月15例、10月47例、11月88例、12月150例と「波と波の『間』」から4ヶ月かかったのが、今度は1ヶ月で到達するという急激な悪化も想定されます。
政治を変えて、良い政治をつくりましょう。
(
要請文)