日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
新型コロナ…流山市を含む近隣の状況比較
千葉県が公表した4月18日の資料と、松戸市が公表した2月4日の資料を重ね合わせ、「まん延防止等重点措置」(船橋市、市川市、浦安市、松戸市、柏市)を考えてみよう。。。

・流山市は、まん延防止措置の松戸、柏と同じ医療圏内であり、病床ひっ拍の厳しさは同じレベルととらえることができるのではないでしょうか。
・市内のワクチン接種は、今月19日月曜から医療従事者がやっとスタートしましたから、大阪府のように4週間で10倍化した場合、医療現場の危険性はさらに高まる可能性を考慮する必要があり、柏と松戸のまん延の防止を仮にできたとしても、流山市でまん延してしまえば、何の意味も持たないでしょう。
・人口一万人当たりの感染者数は、船橋市67.1人、市川市64.1人、浦安市61.0人、松戸市54.2人、柏市51.6人に対し、対象外の千葉市51.9人、八千代市60.9人、習志野市57.3人ですから、措置発令の科学的検証が不十分ですし、流山も48.2人と違いはないと捉えていいのではないでしょうか。
・政令指定都市は除外したのは、措置対象10都府県で千葉県のみです。この1年間、感染拡大地域と枠組してきた「東葛地域(県西部)」とも異なる措置対象なので、言葉に振り回されない事が大切ではないでしょうか。
・そもそも、まん延防止の措置が導入されたにもかかわらず、千葉県では検査を大幅に拡充していません。1日4千件実施した日もあるのに、最近では1千件を下回っています。

「まん延防止地域との往来回避」…簡単ではありませんし、そもそも流山市では「まん延」していないと思っていると、大きな痛手を体験する可能性が、日増しに高まっていると私は思いますよ。
(流山市を含む県内近隣市の状況)
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