日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
新型コロナ…「流山市内でもコロナワクチン接種できるの?」にお答えします。
コロナワクチンの接種は、菅総理の会見でも明らかなように「2月末からの接種開始」を実現するためには、、、いくつかの仕事と予算が必要です。

そのために、

(1)優先接触者へのお知らせ等!!!!!!!!を進めるための予算確保が必要です。1月7日現在、予算は1円も確保されておらず、補正予算を組むための事務手続き等が必要でしょう。
 医療従事者は各医療機関での取り組みと一体で取り組めても、65歳以上の優先接種者への取り組みは簡単ではありません。まずは、『接種券』的なものを手元に届ける必要があり、その前にはコールセンターの立ち上げが欠かせないでしょう。
(2)最終的には、全市民20万人への接種をする計画ですから、『(仮称)コロナワクチン接種対策室』的なものを健康増進課(保健センター)に設置する以外にないでしょう。現在、健康増進課では、課長1名、課長補佐2名体制で、現行業務とコロナ対策に奔走していますから、ワクチン接種を加えれば、今でも残業が続出しているのですから、確実なオーバーワークとなるでしょう。
 したがって、課長同等職で責任を有し、かつワクチン接種に欠かせない医師会との折衝等!!!!!!ができる専門の室長配置が欠かせないでしょう。
(3)ワクチンは、報道範囲ではマイナス70度保管、集団感染という条件であれば、文化会館やキッコーマンアリーナなど駐車場が一定程度広さが必要です。
 一方、65歳以上では、免許返納も数多く、全市から1カ所へ集めるというのも相当難しい選択だ。
 かつ屋内での3密やクラスターの発生を避けるための取り組みを想定すれば、保健師等の専門職を配置し、どのような人の流れを作り、ベストな接種場所を複数案持ち合わせ、現場配置される医師数などと一体で検討することがが不可欠でしょう。
 また、優先順位(65歳以上の高齢者など)で集団的に摂取し、解凍したワクチンを無駄なく活用するためには、市の内部対応では事足りず、電話での問い合わせも含めれば、大きな委託をしなければならず、委託事業者における人材確保もお願いしなければなりません。
(4)接種さえ粛々とやればいいかと言えばそうではありません。コロナワクチンの安全性などの周知、接種時期の周知、問い合わせや苦情対応…並々ならぬ体制で、かつ接種率を7割、8割まで想定しているならば、大きな予算の確保、人員体制が必要です。

などなど!!!!!!ならねばならないことが山積です。

野田市、柏市では、一部予算は確保されています。規模や業務範囲は不明ですが、、、さあ流山市の取り組み、その姿勢や体制にこそ注目ですヨ。

※1千人余の職員がまさに英知を絞って練り上げる案に期待しつつも。個人の想定を含め、今回記載しました。十分な情報がないまま、状況変化により、大きく異なることも想定されます。誤りがあればご了承ください。もうすぐ市の対策本部です、どんな議論になるか、注目です。
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