日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
新型コロナ…医療現場をまだ見捨てるのか?!
とうとう、流山市でもコロナにより、1名がお亡くなりになりました。
心からご冥福とお悔やみを申し上げます。またご家族のみなさんにお見舞い申し上げます。

個人でできる感染予防を継続していただきますよう、心よりお願い申し上げます。

さて、市議会は、現在、4つの常任委員会で議案審査が行われています。
昨日は、総務委員会が行われ、補正予算(11号)を審査しました。

1年間に11回もの補正予算の提出は、市議になって21年目、初めてのことです。
13億9千万円を追加し、950億8千万円にするというもの。

しかし、その内容は…
医療提供体制は、「ひっ迫」「崩壊」と報じられ、現場の深刻な実態は全く反映されていません。充実も、拡充もナシ!です。
医療提供体制の大枠は変更もされず、予算が不足しそうな部分(濃厚接触者と保健所から連絡があり、無症状ながら検査をすることになった方を対応した医療機関へ1件、15000円を補助する制度を、増加傾向をにらんで3961人分にしました。また「疑い」も含めコロナ患者の入院に際し、「1人5万円の補助」を1092人へ、「1日当たり3万円の補助」を3614日にしました)穴埋めしただけです。

しかも、、、

新型コロナウイルス対策を行政の「予算の区分け」でみてみると…
民生費210億6千万円、教育費25億円、衛生費(保健:医療提供体制を含む)6億8千万円、商工費4億9千万円の順番です。
民生費は、定額給付金約200億円が含まれています。

つまり、、、教育費がトップの感染対策なのです。
一体何なんでしょうか…臨時交付金は何だったんでしょうか???

しかも、夜間のお酒の提供自粛となり、大打撃を受けている飲食店をはじめ中小零細事業者や雇用悪化を受けた対策は、「融資」(事業者の借金)だけになりました。その一方で、25000万円の公費を出資して、観光会社(株式会社…DMO))を官民で立ちあげるそうです。

住宅街、ベッドタウンである本市で、観光事業…違和感はあると思いますが、医療提供体制や感染対策がしっかりされているのであれば、声高に「反対」まではしません、、、

私たちは、7億1千万円の修正案(資料添付)を提出し、遅れた医療提供体制に限定した対策強化を求めました。
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