日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
新型コロナ…トップの素地とはいえ、市内感染の分析が施策に結びつかない
10月28日、市感染対策本部(第12回)が開催されました。
前回、第11回(9/18)は書面による決済のみでしたので、本格的な協議は8月7日以来。。。なんと82日ぶり!!!!!何をやっているのでしょうか
市長タウンミーティング(10月18日)で市民から指摘されていましたが、(;´д`)トホホですヨ。

そうはいっても、6月12日、市議会が発議し、全会一致で採択・施行させた『新型コロナウイルス感染症対策条例』がようやく力を発揮した。

市本部会議に医師会から2名が参加し、市内感染状況を分析したのだ…一歩前進です。
さらに市として分析を初公表した。

◆月毎の感染者数の推移
3月2名、4月7名、5月2名、6月2名、7月21名、8月18名、9月15名、10月41名(10/27時点)
◆10月の新規感染者数の推移(人口20万にあたり・7日間平均)
「1以上」:10/8日〜15日、27日。
「2以上」:10/16日〜21日、23日〜26日
「3以上」:22日
※ちなみに…国の緊急事態宣言解除目安:人口20万人当たり1人/日以下
◆感染経路
不明45%
経路特定55%(うち市内Pt.接触:64%、県外Pt.と接触23%、市外Pt.と接触14%。
◆年齢
60代以上27%(3〜9月:13.5%)
10代10%、20代20%、30代15%、40代17%、50代12%
◆近隣市比較(10/26時点。20万にあたりの新規感染者数・7日間平均)
流山 108例(2.1)
松戸 510例(3.0)
柏 285例(2.9)
鎌ケ谷109例(0.3)
野田 105例(0.4)
我孫子 82例(0.3)

しかし、11月1日の『広報ながれやま』への掲載には間に合いません。また市長メッセージ(動画では8月7日)もまだ発信されていません。

つまり、危機感はゼロでしょう。

・7月・10月を比較し、2倍以上の感染者者が出ていても。
・6月1日の市長メッセージで使った「罹患率0.56」(市民19.5万人当たりの感染者数の割合)が、8月7日時点で「1.74」へ3倍に跳ね上がっても、10月27日時点の「5.54」へ約10倍化しても、、、危機感は「揺るがない」…持てないのでしょう。

結果、家庭内感染が「一番多い」と言いながら、感染予防策は自己責任、各家庭任せしかありません。

・家庭内感染は、気を付けていないからでしょうか?
・予防がされていないからなのでしょうか?
・わざと家族へ感染させようとしているのでしょうか?

無症状者は、市内の家庭内感染でも確認され、部屋の大きさをはじめ、世帯人数も各家庭状況は様々です。
家庭内感染が一番多いなら、ホテル等での保護など、県と一体で、市はなぜ動かないのでしょうか?
松戸も、柏も軽症者用のホテル確保にとどまらず、障害者のいる家庭、低年齢児がいる家庭、介護を要する高齢者がいる家庭を想定し、感染予防ができる緊急入所施設の確保に、すでに動いていますヨ。

また、少なくとも…家庭内感染を防ぐために、消毒液や使い捨て手袋などの支給はしないのでしょうか?
感染予防と言いながら、支援がなければ、買いに行くか、ネット注文しかありませんが、市はそれで良しとしているのでしょうか?

感染予防を事細かく指示をする前に、市長としてやることはあんだろう…ストレス性腰痛をこらえ、ツッコミをしつづける日々です。
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