日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
新型コロナウイルス感染症対策の拡充へ…力をお貸しください。
流山市議会総務委員会では…補正予算が審査されました。

※PCR検査体制の拡充
※インフルエンザ同時大流行への対策
※医療提供体制の拡充
の3本柱が大争点でしたが…

全て拡充ナシ…4から9月までの実績の範囲の予算でしありません。市として主体的、能動的に実施するものは一つもありません。

具体的には…
◆R2年4月から9月末
(検査体制)
医療機関における行政検査(実績)724件×15000円補助/件=1086万円
地域検査センターでの検査数(実績):30件/週×18000円公費負担/件=342万円(9月13日までの実績で8回102検体採取。9月残り6回を予約いっぱい実施すれば90件の増加)
(地域検査センターの稼働状況は、ほとんどの日でフル稼働(予約がいっぱい)。8/13には予約15件に加え、保健所依頼の15件を追加。唾液検査を採用するも、無理な場合は鼻咽頭に変更している。検査センター採取のPCR検査は民間検査機関へ依頼)
(入院体制)
・50000万円/1人・1件=1550万円 … 4〜7月 202人(8・9月分は現在精査中…3ヶ月で202人なので、1ヶ月あたり50人分?
・3000万円/1人・1日=3470万円  …4〜7月 777日(8・9月分は現在精査中…3ヶ月で777日なので1ヶ月あたり194日分?) 

◆10月〜R3年3月末
(検査体制)
・民間検査機関における行政検査 予定726件…1089万円を補正予算
・地域検査センターでの検査数(予定):30件/週(必要とする方が検査できるように拡大する気持ちはあるとのこと)を変更せず、750検体を補正予算化
(クラスター対策:学校。保育園等でのクラスター対策・全額公費)
・クラスター1回につき濃厚接触者以外の関係者50人を検査×7回分=352万円を補正予算
(入院体制)
・50000円/1人・1件×312人分=1165万円を補正予算(やっぱり月52人
・30000万円/1人・1日×1156日間分=3470万円を補正予算(やっぱり月192日分

そのうえ、
●高齢者クラスター対策…ナシ
●高齢者・基礎疾病のある方への感染予防策…ナシ
(6月議会に実施透析患者さんへの福祉タクシー券の増刷※発行枚数の30%程度しか使えませんが…)
●民間医療機関における検査拡充補助・・・ナシ
●専用病床のスタッフの宿泊支援…ナシ
●医療機関経営補填・・・ナシ
●医療・介護・障がい者福祉・保育・学童・ゴミ収集の危険手当(慰労金)支給…ナシ
●医療・介護・障がい者福祉・保育・学童・ゴミ収集・教職員(小中学校)へのPCR検査(定期的・無償)の実施…ナシ
●介護・障がい者福祉・保育・学童・ゴミ収集・非正規教職員(小中学校)へのインフルエンザワクチン接種補助…ナシ
(正規教職員には職員互助会からの一部補助あり)
などなど、医療提供体制及び感染防止策は決定的な遅れが生じています。

さらに一番の問題は、、、
市の対策本部会議が、8月7日以降開催されず、議会に突入していることです。
今議会では、「妊婦検診のタクシー助成」「里帰り出産ができない人へのヘルパー派遣」「出産立会うお父さんへのPCR検査実施」など実施案が示されましたが…

その理由は「可能な限り感染を防止する立場で…」という医師にも感染専門家にも相談なしの判断基準。しかも対策本部を開催せず、今になって「実施検討」している事態が、「早期検討しないことで、感染機会を見過ごしてきたのではないだろうか」???

お力をお貸しいただきたい。。。


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