日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
新型コロナ対策…政治による『人災』がプラス(介護の場合)
新型コロナの影響により、様々な事業所で減収・減益となっている。
「介護」分野も例外ではない。

通所系サービスやショートステイの場合も、当然減収・減益である。
・高リスク高齢者やその家族が感染拡大を恐れての自粛に伴うものであり、誰の責任でもない。
・介護サービスの利用を控えることで、「介護度の悪化」や「家族介護の負担増大」というリスクは、本人や家族はすでに背負っている。
・事業所のスタッフも、「人との接触を8割減らし、感染予防」という国の大方針に沿えば、利用自粛は、利用者にとっても、事業所スタッフにとってもメリットが大きい。

それなのに、、、
国は、公費による『穴埋め』をせず、『介護報酬の引き上げ』で事業所の減収・減益を解消させようとしている。。。つまり、公費の一部を、利用者負担の増大で『穴埋め』というものだ。

本当にヒドイ…政治による『人災』だ。
しかも、その介護サービスは、不必要で利用しているのではなく、介護保険料をコツコツ払い、制度という枠内で、保証(制限)され、利用を勧められたサービスなのに。。。
「コ、これ、これが、、、お前らのやり方かぁ〜」とツッコミを入れて済む話ではありませんヨ。

利用者や家族から…
・月500円の値上げ、、、
・月3時間しか利用していないのに、5時間分の利用料を負担しなければならない、、、

結果、利用控えがおきれば、
・介護度は「悪化する」…それは、介護サービスの利用頻度を高め、介護保険財政の悪化、介護保険料の値上げ続出へ連動するのだ。
・家族介護の負担は「増大する」…それは、介護離職を誘発し、人員不足、家庭内収入の減少、税収減へ連動するのだ。(最悪の場合は介護にともなう「自殺」「殺人」へつながる可能性も高めてしまいかねない)

「敵は新型コロナ」です。国民一丸となるべき『綱』を政治が切ってどうするのでしょうか。。。「国の財政や介護保険制度の維持のため」と頭のいい官僚や政治家が考えたのでしょうが、「イマだけ、カネだけ、ジブンだけ」ではないのか!!!
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