日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
流山市のコロナ対策…補正予算に見る問題(5)
コロナ対策の補正予算の審査が総務委員会で終わりました。
日本共産党では、市民の声や政策の優先順位、政策と財源のギャップをただすために、特別に許されている、『市長』を委員会に出席させ、答弁を求める『動議』を提案しました。

自由民主党の賛同をいただきましたが、自民保守派の流政会、公明党、立憲民主党の議員がいる市民クラブ、社民党が反対しましたため、『市長質疑』が実現できませんでした

また、補正予算にたいする修正案も提出しました。

本来なら、、、
補正予算の項目に、『医療供給体制』、『教育の人員体制』、『市内各事業所への支援』とともに、、自粛期間中に休まず対応した公共サービス(介護、保育、福祉、教育、ゴミ収集、相談窓口など)を担った民間スタッフへの『危険手当』等が当然盛り込まれていて、、、、少なければ増額するだけの話なんですが…

しかし、上記項目が、、、ひとつも…な〜いっっっっっっっっっ!!!!!!!!!

ですから、『予備費』を1億5千万円にとどめず、コロナ対策に限定して3億5千万円を上乗せし5億円の規模でスピード感あるコロナ対策等を求めるという『攻め』の予算を提案しました。

残念ながら、修正案は、流政会、自由民主党、公明党、市民クラブ、社民党が反対し、否決されました。

残念です!

でも、、、分かったことがあります。
コロナ禍の下で、、、

●納税相談が258件(コロナによる影響以外も含め)も寄せられ、「派遣切り」「収入減」が増大していること。
●近隣市では、流山市だけが事業者に請求している『法人市民税法人割(黒字経営に対する)超過課税』について、市長から「廃止」「猶予」等の指示すら出ていないこと。
●トイレ及び手洗い場の自動水栓化は、「全庁的」施策であること。市の借金(起債)も含めれば最大規模の、コロナ対策であること。
●住宅確保給付金は、「収入減」「解雇」を理由として、相談が10件あり、生活保護も3月と比較し、4月は1.2倍(22件)に増加していること。
●社会福祉協議会が実施している「貸付」相談に、「かなりの相談件数が増加している」こと。
●学校給食における材料搬入事業者への違約金支払いに対しては、「助かる」以外に、「従業員を対象にしてくれるとありがたい」などの声も聞かれていること。
などなど。。。

その課でも、市民の悲痛な「訴え」は聞かれており、『応える』 or 『応えない(国や県の責任任せも含め)』…市民の民度が試されています。

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