日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
敵はコロナ。。。政治(行政も)は「味方」か、「害悪」か…
4月24日、埼玉県内で新型コロナウイルスに感染し、入院できずに自宅で待機中だった2人が死亡したことについて、「このような事態に至ったわれわれの責任は重い」と、大野元裕埼玉県知事が県庁記者団に応えた。また、軽症者らに関し、原則ホテルなどの宿泊施設での療養に切り替え、受け入れ先の確保を急ぐ考えも示した。

でも、21日の自宅療養中の死亡例について、大野知事。。。
「(男性の)自宅療養はやむを得なかった」と説明し、「自宅待機」とした県の判断に問題はなかったとの認識を示しているそうです。(23日のお昼頃)。

わずか1日の違いで、こうも態度が変わるものなのか…どちらが、埼玉県知事の『素地』なのか。。。どちらも本当、認識の違いなのか…県民でもない私がつぶやく理由は2つ。。。
(1)千葉県も、流山市も、「素地」は同じでも、「認識」は遠く及ばい次元だからですヨ。
(2)『敵はコロナ』でも、向き合うために、闘うために…うまく付き合うためにも、「政治」が関係するからですヨ。

「ずっと闘っていられない。上手く付き合えばいい」との意見が、車のスピーカーから聞こえてきた。

「ワクチン」という楯もなく、「薬」という武器もないのに…ましてや、人間の歴史上、数々の疫病を乗り越えてきた『今』の医学・公衆衛生・科学技術の知恵と力があるのに。。。その『今』は、数々の「死」や「苦難」、「悲しみ」によって築かれたことも顧みず。。。

亡くなった方は「仕方がない」「やむを得ない」「寿命だった」…「いのち」の尊さ、「人」としての尊厳などはどうでもいいだろうか。。。
コロナは、そんな投げやりで、楽観的、しかも、『死』や『尊厳』などを顧みない人を介して、他者へ感染するのだョ。

さて、自宅療養者は(22日時点で)
埼玉県…約349人、神奈川県…約280人、千葉県…約282人

その中には、流山市の方もいるだろう…家族も、職場や学校の仲間もいるだろう…どうか、どうか無事で回復されることを切に、切に願います。

また、「軽症者=自宅療養」ではいかない…さらにステージが深刻化した。

日本共産党流山市議団は、千葉県や松戸、柏市の取り組みに胡坐をかくことなく、流山市としても全力を注ぐ立場から、井崎義治流山市長に対し、以下要請している。

「おおたかの森駅前北口市有地内のホテルは、療養施設に切り替え、軽度者であっても高齢者や妊婦、基礎疾患がある方、乳幼児や基礎疾患をお持ちのご家族がいるなど自宅謹慎が困難な方などが一定期間、療養・追跡ができるよう設置者と協議すること」(4月3日、第4回申し入れ。http://www.nagareyama-jcp.jp/html/menu1/2020/20200404071056.html)

しかし…動きは見えないし、聞こえても来ない…相変わらず、松戸市や柏市、はたまた千葉県待ちか。。。「素地」はやっぱり変わらない。

最後に…
市内の救急医療機関のスタッフが、昨日流山市へ要請したよ…「暖簾に腕押し」なんだって。。。コロナ鵜の中で、国だけでもなく、千葉県だけでもなく、身近な流山市からも、医療の最前線は袖にされる…そのツケは市民に向かうことを、医療崩壊どころでは済まない方向へ向かうことを、いつ知ることになるか…警告のカウントダウンはすでに始まりますヨ。


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