流山おおたかの森駅西口にホテル計画

流山おおたかの森駅西口に、いよいよビジネスホテルの計画がたちました。

駅北口に３２億円で買い集め、５０億円近い価値になっていると思われる駅隣接の市有地。
市民みんなの財産に、いまホテル、多目的ホール、分譲マンションの建設が進んでいます。ＰＰＰという手法で、要求水準は市が示しても、企画・コンセプトから資金、発注、建設全てを民間主導で進めています。

民間発想というメリット以外に、デメリットとしては…
１、ホテル用地は５０年の借地、借地料は減免と至れり尽くせりですが…５０年後のことまでは、誰も保証できない
２、入札は議会も市民も知らないブラックボックス（ホテルなど備品も含め、政治的な圧力が見えにくい）
３、市が提示する要求水準が守られるか分からない
４、維持費がどうなるのかまでは想定できない
５、事業費の詳細は、事業主体が「偽らない」という前提
６、建設現場の後継者不足対策で導入している設計労務単価の引き上げが反映されているか不明
等があげられる。
また、そもそもホテルの誘致が正しかったのか…西口にビジネスホテルが進出し、民業圧迫にならなければいいですが。また、市有地で減免されホテルを経営するわけですから、最上階に大浴場、一番小さな部屋でもシングルベットが二つあるダブルの小サイズ…価格差は西口ホテルと大きくなるでしょうね。

なお、市有地内のホテルの予約は次の通り。
https://www.hotel-lumiere.jp/nagareyama-otakanomori/