日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
流山市の小学校…将来を思う
平成30年4月1日付の児童の推計値、想定値を見て、みなさんで考えましょう。
新設小学校は、H33年度584人・18学級からスタートし、4年後…つまり1年生が4年生になったら、1185人・36学級に。来年はまた増えるだろう。

・「自分が小1のとき5クラスだったのに、自分が4年生でお世話する1年生は10クラスなんだよ」という子どものボヤキも聞かれるのかな?
・「大型バスが10台。バス遠足のバスはどこに置くつもりだろう…学校前は新設道路はあっても車道6メートルしかないし」という先生のボヤキも聞かれるのかな?
・小中学校へ、最終的には1つの方向へまとまって登校するので、3メートルの歩道では足りず、はみ出てしまう」という地域住民の心配も尽きないか?

おおたかの森小学校は、H30年4月1日、1259人・42学級なのが、6年後には、1815人・58学級。特別支援学級が増えればまだまだ増えます。

『母になるなら、流山市。』のPRを信じていたら、保育所の待機児、産科・小児科は不足し、悩みやボヤキも…。
今度は「人気の学校区」という宣伝に。でも、現場教師の8割が評価する少人数学級ではなく、1学級40人でギュウギュウ。担任サポートといっても、最終責任は担任であり、学級の年間計画をつくるの、すすめるのも担任。
今でも59歳まで教員採用をするほど人手不足なのに…3年後も6年後も人手不足は解消されないでしょう。それどころか、団塊世代の大量退職で、保護者よりも年齢が低く、子育てもしていない若い先生たち。

大変なのは、2校だけではありません。
6年後、南流山小学校は1651人・52学級、流山小学校は1032人・35学級、小山小学校は1642人・50学級、八木北小学校は1360人・44学級という見通しです。
全て、学校環境や大きさ、校舎の老朽化は異なりますから、どこでどう手を付ければ…もう見通しが示せないのでしょうか。

一方、6年後…
新川小学校は210人・10学級、西深井小学校は204人・8学級です。合しても414人・18学級です。
6年後でいえば、いま小学1年生でも中学に行ってしまうし、2度の市議選がありますから、この4年間の学校環境をめぐる議会での議論を聞いてきた議員さんの半分が入れ替わるかもしれませんネ。教育委員会の職員も大きく入れ替わるでしょうネ。

いやはや、6年後。答えを押し付けるものではありませんが、今日の発信から、考える『芽』が育てばと願います。
どうして気がつかない…
(H30年4月1日児童推計値・想定値(上にも下にもまだまだ変わるョ))
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