日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
流山市 新設小学校の行方14…
13に続き、今度の情報は、子ども目線で…

休み時間…子どもたちは外遊びが大好きですよね。
でも、市内のA小学校は、過大規模校のため、外遊びが「曜日によって」「時間帯によって」振り分けられています。

つまり外で、いっーぱい遊びたくても「禁止」曜日や「禁止」時間があるのです。
校庭がダメなら…中庭で遊べますが、ボールは「禁止」です。

バス遠足で、船橋市のアンデルセン公園に!
バスはなんと6台。全部のバスが会場にそろう時間差が大きい…「待っている」時間が発生。
他校の遠足できた児童もいますから、遊具で「遊ぼう!」と思っても長蛇の列…「待っている」時間が発生。
以前いた学校と同じように考えたやり方では、全然通用しないんです。

運動会では、スピードだけを競わせないレクレーション走もできず…練習時間にも起きなかったような、足が遅い子や強く主張できない子の一発逆転劇!…輝く場面がかなわないんですよ。

まち探検は学年全部で30ヶ所に…保護者付き添いアリとはいえ、ルートと時間の確認、段取りや資料作り、お礼も含めれば大変です。

そもそも、6クラスの担任のうち5クラス分は移動で転入したばかり…
30人以上の教職員が移動し、人間関係を毎年、毎年、再構築しながら長時間過密労働に耐えるしかないんです。

B小学校ではどうでしょうか。

プール授業と言えば小学生は夏の楽しみの一つです。しかもエアコンがついていないからなおさらです。しかし、中学生のプール授業とバッティング。小学校45分間授業のうち、10分間のみで終了です。

時間割が組めない、授業で使いたい部屋の割り振りができない…体育館を2クラス(同学年もあれば、異学年もあるのでしょう)で同じ時間使うのです。

中学生は、中間・期末テストと言えば静かな時間が必要ですが、小学校の外クラブが雨の場合だと校舎内で活動する…静粛の確保も大変ですし、どちらかも他校では必要のない「ガマン」をお願いするのです。
漢字検定前の準備室の確保すら…調整は「難しい!」

その他、
「朝夕の歌を歌うことやめる」…クラスの一体感や子どもの情緒の成長にとってすごくいいのですが…トホホ。
「廊下は静かに」…児童にしてみれば窮っ屈!
「音楽の授業は音楽室で」…いやいや普通教室で。「トイレぐらいは」…いやいや小2・小5の共通利用で。

災害訓練では、小中学校一体で保護者引き取りをやると、そもそも我が子のクラスが分からず混乱。校舎増築で、避難動線が確保できなくなり、児童生徒で動線が交差することも心配です。

そもそも、小中学校同じ教員室ですからギュウギュウ。講師などは3人でPC1台を使いまわし。専用の事務机もなく、共同利用で授業準備です。

A・B小学校のどちらかでは…吹奏楽部は楽器が人数分なく、他校からの借りて揃えます…子どもの特性や子どもの希望に沿った楽器ができるとは思わないで下さいヨ、他校にも都合があり、余っているとは限りませんから。

子どもの声に、言葉に、表情に、心模様に…耳も、心も、頭も、澄ましてください!保護者のみなさん、教育委員のみなさん、教育委員会のみなさん、行政職員・議員各位のみなさん。

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