日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
流山市 新設小学校の行方10…
8,9では総論として意見を書きました。
今度は各素案の課題等を個人的な視点で考えます。

案1について

学区変更に伴い、気をつける点の一つには、おおたかの森小学校の南側や南東側がまだまだマンション予定地があり、戸建て住宅の開発も遅れているので、余力(弾力性)を持っておかなければならないという点です。

したがって、おおたかの森小学校への弾力性については、3案中2番目。

気を付ける点の2つ目は、子どもの動線で、隣接小学校とはいえ、交わらない(交差しない)方がいいと思われます。
したがって、学区の基本ルール、鉄道や大きな道路で基本的に分けられ、新設小学校及びおおたかの森小学校の児童の通学では3案中1番交差がない内容といえるでしょう。

気を付ける点の3つ目は距離です。
今日渡された地図には縮刷を示すものがないのですが、市の都市計画地図から判断すれば、駅東側地区の一番端から新設小までの直線距離で1.5キロ。TXの高架下をくぐり、開通した東武線アンダーパスの道路歩道を歩いて行った場合でも1.キロありますから、おおたかの森小学校までの直線距離1.1キロ弱と比較すると10分程度、早く家を出るような内容だと思われます。
ただ気がかりなのは、新設校から1.キロの距離と言えば、茂呂神社の南側の戸建て住宅街も入りますが、学区案には含まれていません。

最後に、一番大事な交通安全です。これは3案共に共通している大きな課題です。
しかも、小山小・八木北小学校の学区線引きの理由にもされていますから、大きな矛盾をはらんでいます。

東武線アンダーパスを抜ける車両量、スピードはまだ誰も経験していません。しかも、国道16号から直通していますので、どの交差点を横断させるのかが気がかりです。
児童数の量からいっても交差点渋滞は免れないでしょう。巻き込み事故が心配されます。(一応、以前から歩道橋の設置は委員会でも取り上げています)
(案1の学区と児童数・学級数)
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