日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
農業委員会…新体制がスタートします
今年の7月18日をもって、3年間の任期を終える農業委員。
外で見るよりはずっと忙しい任務でした。

20日からは新体制でスタートします。

制度改正上、最後の議会推薦とはいえ、流山市、初、日本共産党議員での農業委員であると同時に、委員会で最年少での就任でした。
また、公選で選ばれる最後の委員さんも、39年ぶりに選挙を体験されるという波乱で幕を開けた委員会となりました。

忙しさだけではなく、農作物の見方、農作業の尊さ、農家の勤勉さや豊かな感性、農地の貴重さ、地域文化の面白さにたくさんふれることができて本当に幸せな3年間でした。

農業委員や事務局のみなさん、関係者のみなさんに心から感謝申し上げます。

そもそも、日本共産党の『人』に人生一度も触れたことがなかった農業委員の方からすれば、一体どうなるものかと思っておられたと思いますが、心から多くを受け入れていただき、真摯に向き合っていただきました。感謝申し上げます。

さて、国からの押し付けとはいえ、本市の農業委員会の新体制がスムーズに移行するだけにとどまらず、より現場に密着でき、農業振興の柱になりえる組織にするために、様々な努力がありました。

その結果、定数は16人→12人へ減りましたが、
認定農業者の割合は25%→75%、
女性委員の割合は12.5%→16.6%へ拡大しました。
年齢構成は平均で65.3才→63.2才と2才若返り、65才以下も37.5%→75%を占めることになります。

また、新設された推進委員4人は、農業委員経験者でベテランですし、推進委員を含めれば旧体制とは同数です。

農業委員も推進委員も報酬同額とし、研修等も同じ扱いです。

微力ですが、不十分ながら道は敷きました。

業務内容がまだまだ不確定部分が多く、走り出してみないと分からない部分はありますが、新体制のみなさんが気持ちよく動けること、そして本市にとどまらず、魅力が詰まった農業が先々まで継続できうるように、願っています。

ちなみに、全国の事例では(2017年2月現在)…
農業委員は3758人、推進委員は3477人、合計7235人(旧体制5845人。1390人増)です。
そのうち、認定農業者の割合は52.1%
女性委員の割合は11.5%(旧体制7%)
年齢構成では、30才以下は1.8%、40才代4.8%、70才以上16.5%となっています。
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