日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
市施行の区画整理 行く末1
西平井・鰭ヶ崎地区、鰭ヶ崎・思井地区で、現在進められている流山市施行の区画整理事業。
1998年からスタートし、2008年に終わる予定が、2017年の夏頃、西平井・鰭ヶ崎地区の工事概成が見えてきます。また鰭ヶ崎・思井地区も、2019年末には工事が概成する見通しです。

事業に対する立場の違いはありますが、地区内住民や地権者、事業に関わった市職員のみなさん、おつかれさまでした。心から敬意を表すものです。

しかし、2019年度からは「清算処分」が始まります。

小規模宅地の方は、土地を減歩されれば家が建てられないので、土地の減歩の代わりにお金で生産するというものです。逆に、一定大きな用地を持つ地権者は、たくさん減歩された場合、お金で返金されるというものです。

事業終了予定から10年も過ぎているわけで、現役世代から年金世代へと移行している地権者も多く、社会全体ではこの20年で、『貯蓄なし世帯』は3倍化、3割を超えていますから、容易なことではないでしょう。

区画整理の清算処分は過去もありましたが、経済成長の低迷期が長く、しかも今ほどの高齢化を迎えていない中で、清算処分に取り組むのは初めてです。

まだまだ課題が噴き出します。
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