日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
西平井鰭ヶ崎地区の区画整理 H27年度決算から
流山市施行の西平井鰭ヶ崎の区画整理事業。いよいよ工事完成のメドがついてきた。

そもそも、駅も駅前ロータリーのような施設もできない地域で、しかもTXは地下を走り外からは見えないし、特別な用地を確保しなくてもいい地域だったのに、財政力が乏しい流山市が、施行者となって区画整理を始めたことが根本問題です。

しかし、様々な課題を抱えながらも工事完成まで来ました。この背景の一つに、進んでいる地区と手が付けられていない地区を分割し、減歩率も実態に即して変更し、さらには、一定規模の緑地は宅地化しなかったことが功を奏したと思われます。

H27年度決算で分かった具体的な事項は…
(1)一般会計からの繰り入れの約5割が借金返済に回り
(2)鰭ヶ崎思井地区は、工事概成を1年延期(H29年度)する事業計画の変更を行う
(3)西平井鰭ヶ崎地区の保留地販売では、これまでは、平米単価16万4千円〜12万8千円で販売できたものの、設定金額通りの販売収入が得られず、最大で6億6千万円(平米単価12万円台で想定)の市税投入が新たに必要
(4)専門的技術を要する市職員が継続的に勤務できる職員環境の確保が急務
(5)区画整理で目指す街のコンセプト…湧水がせせらぐ街づくりなのに、斜面緑地が大幅に減ったことで、『湧水』が確保できるかどうかは明言できず、希望的観測でしかない

今後も注視し、政策提案が欠かせない。
ページのトップに戻る  小田桐議員の活動