継承したい技術
今日、千葉土建のみなさんによる取り組みが市内2カ所で開催されました。
初夏のいい天気に恵まれ、心地よい風の下、銅板工作、竹馬、竹ぽっくり…子どもも(親御さんも一緒になって…)を体験していました。
いま、腕のいい大工さん、建築屋さんの高齢化にくわえ、『キツイ・汚い・給料が安い』と若者にも敬遠(恋愛対象としても、職業としても)され、「『安さ一番、営業二番、速さ三番、技術は度返し』という業界…」「三人も息子はいるが、誰にも勧めない」とお聞きするぐらい…。
後継者不足が深刻です。
一時的な学力の高低にとらわれず、地元で育った子が、地元で腕を磨き、技術を持った大工さんや建築屋さんになってくれる…その技術を地域で活かし、得た収入で家庭を持ち、経済的自立ができる…立派で、貴重な地域資源です。
これからの業界の発展を心から願います。