流山市産たけのこ集荷解除へ
流山産の竹の子が出荷できるようになります、本当に本当に良かったです。
『流山市産タケノコ出荷自粛の解除にかかわる説明会』が9日に開催され、50人を超える農家が参加しました。
流山産の竹の子は、平成24年3月27日に県知事から出荷自粛要請を受けて以降、これまで、消費者は旬の竹の子を味わうことができないし、農家は、先祖代々から引き継ぎ手入れしてきた竹林の竹の子を出荷できない、孫にもおいしい竹の子を食べさせられない言葉にならない苦しい日々を過ごされてきたのではないでしょうか。
腹立たしい気持ちをぶつけるところも無かったし、自分の責任に帰するものではないので悔しかったでしょう。
しかも、多くの農家は竹の子を集荷しながらも、直売等のため台帳整理や収支帳簿等をしていなかったことから、東京電力からの賠償もありません。
今後も、毎年、『出荷許可証明書』をもらわないと出荷できません。
検査を受けて基準値を超えた場合、再度の全市出荷自粛もありえます。
他の農家への影響や、自分の他の農産物への影響もありますから、以前道のりは厳しいことも考慮しなければなりません。
だからこそ、福島県などの行政が攻勢的にやっているように流山市でも農家の思いを飲み込んで、一緒に歩む必要性を痛感しました。