流山市で保管している放射能汚染された焼却灰と、手賀沼で一時保管していただいていた放射能汚染の焼却灰が返還されることに伴う保管について、10月12日クリーンセンターで説明会が実施されました。
資料を添付します
個人の議会報告会とだぶったため、会場に着いた時にはもうすでに終わっていましたが、参加された方3人から話をお聞きしました。
「住民の不安解消や風評被害の取り組みを強化してほしい」「この地域に子や孫が住み続けられる故郷になるのか心配。みんな出て行ってしまうのでは…」「なぜ、返還される前にボックスカルバートを建設できないのか」「今までの仮設テントでの保管そのものが安全軽視だったのではないか。竜巻などが来なかっただけでもホッとしている」「議会でもっと関心を持ってほしい」「返還された焼却灰を仮設テントに一時保管し、ボックスカルバート建設後にまた保管しなおすやり方が『1円まで活かす』市政なのか。ボックスカルバートを急いで建設し、返還されるものを順次その中に保管する方が、税金の有効活用では」「公表できる時期はいろいろあっても、計画的に段取りを取っておくことぐらいできたのでは」…たまっていた思いが次々聞かれます。
実は、23年9月議会で、私は一般質問で、「クリーンセンターのある下花輪、三郷、南にお住まいの皆さん、市内のごみを受け入れただけにとどまらず、今度は放射能まで、地域の住民の皆さんの御不安、腹立たしい思いを私は7月16日の住民説明会で直接お聞きをし、胸がつぶれる思いでした。市政を担うべく一市議会議員として、この解決に全力を尽くすことをまずお約束をして質問に入ります」と発言していました。
何度も取り上げながら、昨年9月2日、野田市内での竜巻被害を受けた緊急質問で、私がコンクリート建屋での保管に切り替えを提案。また、今年3月議会では、返還期限1年前という時期での一般質問でしたので、「6月、9月での補正対応をしないと間に合わない」「実務的には進めるべき」と提起していたのに…。
一議員の指摘や質問だからと軽視していたのかもしれませんし、執行権での判断には複雑で、悔しい思いを色々しますが、とにもかくにも、仮設テントからコンクリート建屋での全量保管に切り替わったことは、重要な前進です。
少しは前言を守ったことになるかなぁ。
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説明会資料)