日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
総務委員会報告1
H26年度一般会計補正予算(第3号)は、1億4499万円を減額する内容です。

一番の争点は、前年度繰越金が5億5353万円と確定したことにともなう、その使い道です。

国ではアベノミクスと、是非は別にして様々な経済対策が、昨年夏過ぎから今年の夏にかけて打たれました。では市政はどうだったでしょうか?

8割が中小零細という本市内の事業所にとって、最も苦しく、またテレビ報道ともかい離した実感が、広がっていたのではないでしょうか。

しかも、消費税8%増税で、今年4〜6月期のGDPは、個人消費で、1994年以来、20年間で最大の悪化。しかも年内中には10%にするかの判断をするとなっていますので、これを機に『廃業』という決断をされた事業所もあるのではないでしょうか。

しかし、9月議会の補正では、5億円もの前年度繰越金の7割が積立金に消え、市の貯金となりました。将来を考慮すれば貯金が悪ではありませんが、地域経済の活性化に向けた取り組みを十分な配慮せずにやっていいのでしょうか。

この5年を振り返っても、国の緊急経済対策は、市の財政への積立や、焼却炉の大規模修繕費、併設校学校用地購入と市財政負担軽減策に消えました。

市政の懐具合だけに目を奪われているようで、情けない。
政治は行政と市民との心の通いが基本なんですがNe。

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