農業委員選挙

Ｈ２６年、全国統一農業委員選挙がスタートしました。各地区で協議を重ね、流山市では３９年間無投票だった農業委員選挙が、今年実施されます。県内唯一です。

定数９人に対し１０人で争う少数激戦です。
「たまには熱が入っていい」「たるんでいるのが、選挙で締まるから選挙は良い」との声もお聞きしますし、６月議会では、「選挙が無投票。形骸化している」との議員の発言もありました。

しかし、農業委員は政治家ではありません。また、報酬と比較しても、役目も限定的です。委員会が行政へ提出する『建議書』も拘束力はありません。首長の判断ひとつで脇に置かれます。

「地区の代表だから、引き継ぐためにも落ちれない」「もう今期でやめる予定だったのに、えらいことになった」と候補者本人も困り顔です。それより大変なのが、ご家族です。胸に手を当て、震えるご家族を見ると、当事者としての発言や受け止めが欠かせません。
(新聞記事)