おおたかの森駅周辺の期日前投票所設置

６月議会、おおたかの森駅周辺での期日前投票所設置の答弁（選挙管理委員会）をめぐって、議会内がガタガタしました。

『おおたかの森出張所で期日前投票所の設置を』「あそこなら多くの人が集まるし、多くの駐車場もあり、しかも雨にぬれず、バリアフリー」と多くの議員が、過去、一般質問で取り上げてきました。

市民要望を的確にとらえたいい質問です。

しかし、その都度、スペースの大きさを理由に、『できない』という行政答弁を簡単に覆したから、ガタガタしたのです。

行政への信頼度も落ちるはずです。

でも「市民サービスが向上するからいいんじゃないの？、誰の質問に答えたからといってもいいんじゃん」と私は思っているのですが、これまで断られ続けた議員の方はそうはいかないのでしょう…。

議会最終日に、市長が答弁を訂正し、取り繕いをしました。がしかし、何を言いたかったのか分からない。一番はここに問題があるのでしょう。

要するに、庁内における内部協議段階を軽々に議会で答弁してしまったのでしょう。（誰かの指示で答弁させてしまったのかもしれませんが…）

しかも、実態を聞いてみると、議会答弁後に、関係部署が集まって現場調査をはじめてやっている状況ですから、「関係部署と慎重に協議中」というのが信頼される行政答弁だったと思います。

しかも、年度の切り替え時は、おおたかの森出張所は多くの人、車いす、ベビーカーでごった返す場所です。期日前投票所を軽々に持ち込んで、ケガでもしたら大変ですし、出張所の本来業務が停止したらお粗末です。

また、選管の一番の仕事は、選挙を確実に実施することで、南流山地域や市野谷地区の投票所新設・増設で投票権の確保が喫緊の課題でしょう。熟議・熟慮を忘れた仕事はうまくいきません。

私の取り組みでは、視点が違って…。
『おおたかの森出張所など期日前投票所の新増設は良いが、それをを理由に、初石公民館の期日前投票所の廃止は許されない。そもそもおおたかの森出張所は、初石公民館内の出張所廃止で実施されたことを初石地域住民は経験した。また取り上げるのか!』『賃料無料で業務をやっていたものを年１３００万円の賃料を払ってまでやることなのか』と迫ったんでしたね…。