日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
信濃町へ表敬訪問2
町議さんとの懇談やナウマンゾウ博物館での歴史、町政の下支えをお聞きし、人口が9千人、年間予算30億円の下での賢明なご努力と、本市政運営や議員・議会活動にとって学ぶべき「姿勢」を深めることができました。

高齢化の下、人口の流出を防ぎ、かつ、施設に頼れない(財政的にも・人的にも・施設基盤的にも)介護サービスの提供すべく政策的な柱がリフォーム助成でした。しかも、ペンション経営が最高100件から80件に激減し、営業中であっても縮小傾向という地域経済の支えにもなっているというのですから、本市でも提案し続けてきただけに、政策提案の視点を実践で学ぶことができました。

ナウマンゾウ発掘作業・博物館では、50年も続く発掘作業、年を追うたびに新しい発見があり、想像やロマンが膨らみます。体験者の人生を変える大きなきっかけとなったり、大人になって子どもと一緒に発掘に参加してみたり、副次的な要素=人育てを持っているように思えました。

今、全国的に人口減少、自治体消滅と話題になりますが、普遍的な柱、「地域で育てる人づくり」が揺らいだり、経済的な効率が優先されている自治体や政策は、そうばな賞味期限が来るのでしょう。
また、水のおいしさ、野尻湖の下に眠るナウマンゾウの発掘、雪深さを活かし、雪の下で寝かせ、味をまろやかにさせる地酒、モロコシやブルーベリー、山菜、そば…身近な地域の原石を手おかけ、宝にする努力や揺るがない地元愛に心が洗われました。

他市にあっても、自分の街の普遍的な良さ、他市に自慢できないと嘆く前に、あって当たり前の自慢を、人づくりと一体で増やし、つないでいく姿勢・施策を引き続き提案していきます。
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