日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
消防職員の採用総数枠を引き上げ…やっと実った
市民の安全安心、災害、火災に欠かせないのが消防職員です。

私も消防団員の一人として、身近に勤務を見させていただき、その奮闘ぶりは「すごい」の一言です。救急隊員として、深夜何度も現場に駆けつけながら、翌日は非番もなく、自治会の防災訓練に参加し、AED訓練を指導。昼間で参加し、ようやく休み…もうヘロヘロでしょう。

この間、各消防署を訪問し、懇談し、施設を拝見する中で、消防本部の早期移転新築、執務環境の改善、寝室の個室化、女性職員に配慮した施設環境を求めるとともに、3交代制に向けた職員増員を求めてきました。

ようやくこの数年、増員を図ってきましたが、総数枠が180名になっていたために、昨年から総数枠の引き上げを追求してきました。

ようやく条例改正が行われ、190名に。10名の総数枠引上げですよ〜し、良かった。

ただし、これは一歩前進です。
そもそも、H5年4月の人口14万4557人に対して、消防職員は166人(消防職員一人当たりの市民数870人)でした。しかし今は、H25年11月の人口16万9263人に対して、消防職員は178人(消防職員一人当たりの市民数950人)と出動件数の増大を考慮しても、手が行き届かないのが実態なのです。
しかも、H26年4月の消防職員183人体制以降の計画は未定です。さらに、定数枠を引き上げても、消防本部の移転新築はH31年度以降ですから、5年間は職務環境が非常に狭くなることに

せめて、高齢化率がこの20年で倍化している条件を考慮し、1日も早く190名を達成すること。市が試算しているH32年4月18万630人の時には、定数枠を200名に引き上げ、消防職員1人当たり市民900名程度になれるよう、ご一緒に力を合わせましょう

また、元消防職員の死去に伴い、ご家族によるご寄付をキッカケに創設した『消防施設及び消防装備整備基金』。消防本部移転新築等へ積み立てておく必要があるのに、井崎市長の指示で、最大限備品等の経費につぎ込まれ、2980万円しか残っていません
委員会質疑で、「H31年度以降の計画を前倒しできるよう、市長・副市長との協議したい」と消防庁が答弁しました。計画的な積立で、消防本部の早期移転新築にこれからもがんばりまッス
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