日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
前代未聞 補正予算案の修正案可決
昨日の総務委員会で補正予算案が審査され、各議員の質問が集中したのが『桜の植樹』。修正内容は101万9千円を全額削減するというもので、3対3の可否同数となり、委員長決済で修正案『可決』となりました。

『桜の植樹』になぜ議会が異論を唱え、予算減額をおこなった最大の理由は、植樹する場所が野田市域にもかかわらず、植樹費用も維持管理費用も全額流山市民の税金で負担するという異常な事態になっていたからです。

利根運河を観光資源としたり、流山・野田両市民の憩いの場とするために、両市が共同して桜を植樹し、それぞれの地域に植えた桜をしっかり管理することには大いに賛成です。また、市民活動で、両市に要請し、桜を寄付し、植樹し、愛郷心を高めることも大賛成です。

しかし、質疑の中で…
・市長への要望書提出もなく、議会で取りあげられたこともない(議会会派の予算要望など要請もない)
・野田市長あての要望書等、市民の運動もない
・この事業を進める段階で、議会への説明もない
・通常、市境や市を超えた場合における事業を展開する場合、予算措置や職員従事のために、当該自治体と協定書を交わすことが通例ですが、それもなく、単なる協議書類と野田市からの回答書のみだけ
・『植樹の第一任者』という理由で市が報酬を払い採用した『まちづくり顧問』にさえも、相談一つしていない
・他市の領域にもかかわらず、予算措置をした事業は、義務教育施設や姉妹都市を結んだ際の公共施設(相馬ユートピア)以外にはなく、初石駅・豊四季駅協定書の様に通常は、当該自治体と折半で負担しあうこといなっている
・101万9千円は、財政調整積立基金を取り崩したもので、災害時など緊急時に取り崩す基金という、これまでの説明を反故にしてしまう

など、問題山積というより、市政や市税の私物化です。
(修正案です)
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