日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
『学ぶ子に応える、流山市。』の実像…学校配当予算編
本市市長は、夫婦共働きで子育て世代を誘致すると掲げ、都内の主要駅などへ精力的なPR活動を実施中です。

その一つのキャッチコピーが…『学ぶ子に応える、流山市。』

しかし、その実像に迫ると…・
学校配当予算の推移は、
H22年度 12,673円/年
H23年度 11,867円/年 
H24年度 10,315円/年
H25年度 10,651円/年
となっている。

4年間で2,022円の削減に、金額だけなら『ふーん』という方、『エー』という方色々でしょう。

でも、日頃お子さんが学校でもらってくるプリント1枚、学校施設の小さな修理、教室の白熱灯、部活動で使うボールの交換、卒業記念等々にかかわるお金です。

また月毎や年毎に必ず保護者へ、クラスでどういう項目にどれほど予算を付けたかとシビアに連絡していただいています。捨てる前に、見直していただければ、○円単位まで細かく、またより経費が掛からない形での苦労がにじんでいます。

ある中学校では、プリント代が十分に確保できず、これまで渡していた日程表を、子どもが写し取ってくるようにしました。ある小学校では、林間学校行きのバスで普通大人なら2人用の椅子に子ども3人乗せて、経費削減していました。H26年度以降からはシートベルトの数に沿って2人としましたが、子どもの安全を削るか、または○円単位まで精査し、安くしている他のものにシワ寄せするか…先生も学校も日々頭を悩ませています。

『教育』ですから、「予算の範囲で創意工夫し、子どもの人格形成につなげる…会社でも予定を自分で書き込み、管理するから練習になる」と運用に逃げるのは簡単ですが…現実にはそうはいきません。

子どもや孫への愛情と同時に、学校や学級でのお金をおおもとから縛り、子どもの安全にシワ寄せしてみたり、経費が足りず、保護者負担を求めたり、安くてもすぐにダメになってしまう教材を使わせてみたり…政治の表と裏を見極める力をご一緒に育てたいものです。

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