日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
お泊りデイ(2)
日本共産党県議団の調査や提言もあり、深刻な事態に千葉県はガイドラインを作成。11月1日から施行しています。

流山市では、9月議会で乾議員が質問し、調査開始。
市内の実態は、お泊りデイ利用者定員は6から7割が認知症を持ち、介護度の平均は介護度3。
定員4名が1ヶ所、5名が1ヶ所、10名が1ヶ所に対し、1日平均3名が1ヶ所、4から5名が2か所、8人が1ヶ所、週末のみの利用で2名が1ヶ所でした。
30日以上の長期食博されているケースは5事業者で6名、1ヶ月半は1名、3か月が4名、5か月が1名

座布団で5ヶ月も寝ていたら、大変です。これは、生活保護にたかった貧困ビジネスの介護版…『介護貧困ビジネス』なのでしょうか

県のガイドラインでは1名あたりの4畳半(7.43平米)確保となっていますが、市内で最も小さいスペースは3.3米米(ガイドラインの44%)足らずです。
隣で寝ている方とのパーテーションも、仕切っているのは1ヶ所、ほとんどが人数が多くなりしきれない事態です。

火災警報器または自動火災報知装置の設置は2ヶ所で未整備。非常災害対策も避難訓練未実施が1ヶ所ありました。

訓練しているといっても…夜間訓練を実施している事業所はゼロでした。

これが、姥捨て山なのでしょうか、それとも家族にやむにやまれぬことが起きているのでしょうか…

いえるのは、経済的な中間層が少なくなり→家族介護の人でも経済力も弱くなり→特別養護老人ホームの待機者増大→抱えきれなくなり、介護制度外での宿泊所探し→人の尊厳よりも介護を必要としている人の収容所が優先となっていることです。

介護を必要としている方はもちろんのこと、ご家族も悪くなく、国や自治体の姿勢により、社会からも地域からも家族からも『村八分』にされ、ビジネスが成り立つ…

これが安心できる持続可能な介護の姿なのでしょうか…

国会は強行採決やっている場合なのか!
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