日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
流山橋の老朽化・混雑対策は急務です。
流山市と埼玉県三郷市を結ぶ流山橋。

常磐道(高速)はあっても、無料で気軽な流山橋。三郷市や越谷市等での大型店出店や、周辺に代替えの橋がないために、何時も混んでいます。

その解決となりえるのが『新流山橋』です。しかし、その裏側で、橋よりも、他の計画がうごめいています。

最終日の討論は以下の通りです。

■発議第21号新流山橋の事業促進に関する意見書について、日本共産党を代表し、反対の立場で討論を行います。
まず、流山橋の混雑緩和、そして老朽化対策は喫緊の課題であり、住民の願い実現に向けて一点共闘する立場として、流山橋に加え、もう一本、流山市と埼玉県三郷市とを結ぶ新橋建設については必要です。
しかし、今意見書が求めている『新流山橋』となるものは、都市軸道路の一部分という位置づけを明確にされています。これは、20世紀の自民党政権下で計画された第五次全国総合開発計画による網掛け、つまり、茨城県つくば、柏、埼玉新都市を業務核都市として位置づけ、その大都市をむすぶ巨大広域産業道路という性格を持つもので、問題です。また、この道路に関することについては、都市計画審議会でも一貫して反対しています。
さらに、広域産業道路を担う利根川を横断し、柏市と茨城県守谷市を結ぶ新橋は未だに影も形も見えていません。全線開通しないのに新流山橋の事業推進といっても、規模そのものが大きく変更される可能性も否定できません。やみくもな事業促進より社会経済情勢に基づく事業精査を求めることこそが市議会の役目と指摘して、発議21号への討論を終わります。




(意見書案)
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