日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
『学区』の実態
 小中併設校に対する市民アンケートでは、「学校選択制や自由学区だから市内どこでも行けるからいい」という声もお聞きしているが、流山市は学区制であり、教育長も、市長も「学区を守る」と6月議会で表明しました。(市長はあまり乗り気ではないみたいにみえたのですが…維持を約束しました)

 私は、地域と学校の関係性や子どもの成長と地域との関係性だけにとどまらず、競争と選択で学校間に格差を持ち込んだり、子どもの早い段階から選別されることにつながりかねないことなどがあり、いじめや家庭環境での特別な事案は別として、学区制を守るべきと考えています。

みなさんはどうでしょうか?

ようやく、各小中学校の学区外の児童生徒数が行政資料として提出されました。

『柔軟』制を持ちつつ、学区制を維持していますが…学校毎に温度差も。これを市はどうやって説明するのでしょうか?

小山小学校に2人のお子さんを通わせている親御さんから、「運動会は全部立見という学校が他にあるのでしょうか?」「小山小学校の設計は大学教授らが参加し、その当時、年齢に応じて利用形態が変わる教室やその周辺、音の響きなどについて、最新鋭のものを導入したと聞いた。2年生が使うように設計された教委室環境で5年生が勉強しなければならない。これって本当にいいことなんでしょうか?」との声とともに、「でも何かやると『おおたかばかり』といわれる。そんなことは希望していないし、やるべきことはおおたかとかなんとかで線引きするのではなく、しっかりやってほしい」との訴えも。

解放しすぎた学区外編入の責任を棚上げにして、本来の学区の子どもたちや保護者、地域まで困らせられる…本当に、考えてほしいものです。
(小中学校の学区を考える)
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