汚染灰の違法運送疑惑９

汚染灰１トン当たりの単価について、柏市は１万７６４０円、松戸市は同単価を１万３６９０円と各行政区は独自に試算した。
しかし、流山市だけは試算も実施せず、業者による単価競争させた。結果、流山市の場合、１万１５００円／トンであったことを以前報告した。

トン当たりの単価が一番安い。

それだけではない。
資料請求により提出された資料によれば…（各行政で入札前に事前に表示した距離）

運送距離は流山市が片道３０キロ、往復６０キロだ。
つまり、１万１５００円／６０キロ＝１９１．７円／キロ

それに対し…
柏市では片道２２キロ、往復４４キロ。つまり、１万７６４０円／４４キロ＝４００．９円／キロ

松戸市は片道２０キロ、往復４０キロ。つまり、１万３６９０円／キロ＝円／３４２．３円／キロ

距離単価では、柏市の４８％、松戸市の５６％程度。

これでは、安全を担保し（事故時にウイング車両を別途現地へ届けること等）、実績のある事業者が参加しないし、参加しないと見込んでいるから市内事業者への指名となったのであろう…。

市政の闇が、ここまで根深いとは…