日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
市財政 ゆがみ3
ごみ焼却場の建て替えはまだ先と、市長は思っているかもしれませんが、他にも市民生活にとって必需施設があるんです。

消防本部の移転・建て替えをみてみましょう

その原資となるのが『消防施設及び消防装備整備基金』。H25年度末で2983万8000円の見込みですが、3年後のH27年度末には193万5000円、H31年度末には55万4000円になってしまうのです。

この基金はH20年6月議会で、条例制定の是非が審査された。

条例制定のきっかけは、H20年5月9日に元消防長の杉村芳男氏の奥様から救急自動車の購入資金という5000万円の寄附だ。(まずこの場を借りて、心からお礼申し上げます)

「市民より貴重な財産の一部を消防行政に役立ててほしいとの理由により多額な寄附をいただいたことに伴い、その寄附金を消防行政に有効に活用する」…と基金目的の確実な実行を求め、私も当時の建設委員会で粘りに粘って質疑したことを覚えています。

実績としては国債・地方債による運用でしたが、今後の方向性として、当時の消防長も会計管理者も最後まで有価証券による運用を否定しなかったので、この条例制定に対して、私は『棄権』したのです。

しかし、ハイリスクの資金運用どころではなく…まさかの使い込みなのです。

高規格救急車の購入や南署の建替えと年度毎には、色々物入りはありますが長い歳月を見通すと、移転建て替えに向けて資金計画を明確にし、少しでも増やすどころか、結局、底をついてしまっているではありませんか。先人の思い入れには誠実に応えてこそ、信頼される政治でしょうNe


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