日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
図書館戦争…3
今日、森の図書館で『図書館と市民〜公共図書館を支える力〜』(講師:山口洋氏。中央大学や聖徳大学での講師活動や町田市図書館協議会委員)と題した講演会が開催された。

私が生まれてから、図書館自体、身近でどこにでもあるものというイメージであったが、図書館が出来上がった歴史や市民の願い(生活をする上での権利)と図書館の成り立ちに初めて触れられて、本当に勉強になった。

流山市では、“安さ一番”の行政サービスと目新しさが優先され、政治哲学や行政サービス一つ一つの在り方や成り立ちから求められる役割が後継に追いやられている。

森の図書館も、4月から、これまでの地元NPO団体への業務委託から株式会社への業務委託に変更される(以前の記事を参照に)。

市民が気軽に、調べたいものを調べられ、継続性を持って、『学び』を支える図書館であり続けられるかどうかがいま問われています。

同時に、市民=お客様という耳触りのいい位置づけではなく、図書館職員とともに地域の教養や文化を作り上げる共同者としての『市民力』も欠かせないことを改めて実感しました。

題名の『図書館“戦争”』というのはちょっと衝撃的でした。図書館は平和でなければ成り立ちませんから…

でも、国民的な考え方そのものを、ジワジワとゆがめてしまう図書館の力を念頭に入れれば、“戦争”というのは間違いではないかもしれません…


ページのトップに戻る  小田桐議員の活動