日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
区画整理の破たん〜木地区編〜
今年2月8日、流山市木地区(千葉県施行・TX沿線開発事業)の7.7ヘクタール(保留地及び住宅公社保有地)がようやく販売された。

最低売却金額約94億円(12万2500円/平米)に対し、103億3400万円(13万4000円/平米)で売却された。
売却先は、長谷工コーポや住友商事、ヤオコーからなる連合体とのこと。

「103億円!?」と聞くと、想像できないし、すごいと思うかもしれませんが…
しかし、ようやくなのです。第1回目の販売は平成20年9月。19万3000円/平米で売り出したが、不調となり、4年5か月間で3割も平米単価が低くなってしまった。

これは税金で実施している住宅開発ですから、3割の単価引き下げは、即、税金投入という使命を持つことになる。

しかも、その一部は県公社の保有地販売として、公社の懐に入る。
区画整理事業には還元されない…

県公社の早期解散が迫っているだけに、公社保有地を優先して販売しているために、『7.7?の販売→街の発展への期待感の向上→近隣用地の販売促進』となるのに、事業への還元も少ない。

区画整理の破たんはまだ続く。


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