日本共産党流山市議団
小田桐議員の活動
生涯学習センター 駐車場有料化を考える
 文化会館駐車場は3年たって、収支=▲366万円でした。

 また、市長の肝いりで年度途中に補正され、設置された東部中校庭夜間照明は分かっているだけでも、収支=▲1099万3千円でした。
→「東部中は試行、他学校にも順次」という言い訳もその場限り。「教育使用は減免」というのも導入せず、「電気メーターを独自設置せず、事業の善し悪しが把握できない。学校の高熱水費の負担になる」という指摘にも無理…市長をかばっても仕方がないのですが…

 にもかかわらず、今度は生涯学習センターの駐車場(新設105台)も有料化する計画(1時間無料。その後100円ずつ加算・6時間以上500円)です。
 ようやく資料が出てきたので、皆さんと一緒に考えましょう。

■私が思う課題…
・現施設における実績が不明→『施設利用者の4分の1とか5分の1が車利用者』
 この試算って正しいの?
 生涯学習センターは確かに駅そばだが、市内交通事情や市民の感覚からいって、車利用が多いと思われます。南流山センター同様に…。

・料金徴収でかえって目的外使用の増加は心配ないの?
 一応、館内での事前清算払いが必要ですが… 難しさがありますね。

・全体利用者の30%が市主催行事などで『無料』としていますが…
 そもそも『生涯教育』は自治体の責任です。施設を使って行われる内容が、趣味的なものであっても、それらを通じて、いくつになっても社会とのかかわりを持ち、教養と文化を得ることができ『場』であるはずです。一方的に、受益だ、いや公的事業だとすみわけすることができるのでしょうか。

・約100万円ちょっとの収益欲しさに、何やっているの?
 収支予測=324万6974円−[管理費(収入の1割)+保守管理費(見積:170万円)+芝生広場使用料(過去実績:50万円程度)となり、約100万円ちょっとの収益です。
 文化会館駐車場有料化に伴う利用稼働率の減少で、他の公共施設が取れなくなるケースも。単なる収支だけではなく、同様のことが起きないように、願うものです。
 実は…文化会館駐車場はリースですが、今度は『買い取り』だそうです。一度買ったら使い続けるしかありませんが…市長はいずれ交代します。負の遺産にならないように。
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